小学校でも高学年になると家庭科の授業で料理をする機会がありますが、やはり実践回数は限られています。また、授業ではグループで調理するなど、家で作る時と雰囲気の違いもあるはずです。
普段何気なく食べている食事の栄養が体にどういった影響を及ぼしているのか、成長期の今だからこそ子供たちが知っておくべき知識も、一緒に献立を作ることで理解を深めることもできます。
こうして、インターネットのレシピを参考にし、組み合わせを考えて負担のかからないような「我が家の給食」を週2日、作ることにしました。
非常事態の今だからこそできることを
今の時代は男女関係なく自炊力は必要です。子供たちが自立した後、健康な生活を送るには料理を作れることが何よりも大切。頭では分かっていることですが、これまではなかなか行動に移せませんでした。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一斉休校の措置が取られるという緊急事態は親子ともどもストレスなのは間違いありません。平時のありがたみを理解しつつ、今だからこそ、子供にとって将来役に立ちそうなことをやってみることも大切なのかもしれません。
中山 まち子