それに、このような緊急事態で遠方に住む祖父母宅に泊まりにいくのも躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。そのため、どうしても家に籠りがちになり昼食を作る頻度が多くなります。

子供が学童に行く場合は毎日お弁当の支度をしなくてはいけません。兄弟姉妹で長時間留守番する時も、火を使わないですむ昼食を用意しておく必要があります。

筆者のように在宅で仕事をしていると、11時頃から「今日のお昼はなに?」と質問攻めが始まります。新年度が始まるまでこれが続くのかと思うと、かなりしんどいというのが正直なところです。

給食の献立表みたいな昼食を作るのはほぼ不可能

学校から配布される献立表を見ると、栄養士さんが子供たちに必要な栄養を計算し、バランスの良い献立を組んでいることが分かります。栄養士の資格があったり、料理好きな親なら苦にはならないかもしれませんが、そういう親ばかりではないはずです。

筆者も、最初の2、3日は給食の献立のように汁物や副菜を用意しましたが、三日坊主の言葉通りに計画倒れとなってしまいました。無理をしても継続しないということが分かったので、その後は、サラダとレトルトカレーやラーメン、パスタなど、ある意味定番の昼食を作ってこの難局を越えようとしています。

また、家にある食材だけだと飽きてしまうので、たまにはスーパーの総菜コーナーで好きなものを選ばせて、お互いにストレスが溜まらないよう心がけてもいます。