3月頭から思いがけず一斉休校となって、親が困ることの一つがお昼ご飯。
通常は全国の公立小中学校の多くが給食を提供しているため、夏休みなどの季節的な長期休暇を除けば子供たちは学校で昼食を食べています。事前にわかっている長期休暇なら親もある程度の準備や覚悟ができていますが、今回ばかりはあまりに急なことで困惑が広がりました。
休校も3週間目に突入し、普段の給食のありがたみを実感している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、給食と家で作る昼ごはんの違いや昼食問題の乗り越え方を考えていきたいと思います。
育ち盛りの子供たちに毎日3食作るのはツラい…
突然の一斉休校で、「勉強させるにはどうしたらいいか」「生活リズムが崩れそう」などと様々な課題が出てきましたが、大半の親を悩ませるのはお昼問題ではないでしょうか。
何事もなく学校に通っていれば学校でお昼を食べてくることが前提になっているため、親が子供のお昼を作るのは、遠足や校外学習などの行事や長期休暇中に限定されています。
また、日程も事前に把握しているので心構えができていますが、今回のケースは心の準備がないまま、突然「子供のお昼ご飯を作る」という現実と向き合わなければならなかったのです。
夏休みに匹敵する長い期間、育ち盛りの子供に毎日3食作ることはなかなか大変なことです。普段の長期休暇のように気ままに外食に出かける雰囲気でもありません。