意識したい「エンゲル係数」

日常生活の中で、支出の割合が最も高いものは何かご存じですか?

ズバリ、「食費」です。

家計の消費支出のうち食費が占める割合は「エンゲル係数」※といわれ、所得が高いほど、エンゲル係数が低くなる傾向があるとされています。

このエンゲル係数をおさえて、余ったお金を貯蓄や投資、教育費などに回すことができたら嬉しいですよね。
総務省統計局が公表した『家計調査報告(家計収支編)平成30年(2018年)平均結果の概要』では、2人以上の世帯のうち勤労者世帯の支出の内訳を見てみると、食料は24.1%となっています。(グラフ「2人以上の世帯のうち勤労者世帯の消費支出」参照)

「2人以上の世帯のうち勤労者世帯の消費支出」(総務省統計局の資料をもとに編集部作成)

家計全体の大きな節約につながる食費。
そこで次では、「食費をおさえるための工夫」を具体的にみていきましょう。

※「エンゲル係数とは」知るぽると 金融広報中央委員会 

エンゲル係数をおさえるコツ

では、どうしたら無理なく食費を抑えることができそうでしょうか。いくつかのコツをご紹介しますね。