寄り付き直後に19,000円をあっさり割り込むと、前場の終盤には一時▲1,076円安(昨年来安値を更新)まで売られる場面が見られました。その後、やや落ち着きを取り戻したものの、大幅続落で引けています。

終値ベースで見ると、前日と合わせた下落幅は▲1,300円超に膨らみました。ちなみに、終値は2017年4月20日(終値18,430円)以来となる約2年11カ月ぶりの安値水準となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続落となり、一時1,300ポイント割れが近づく安値水準の場面が見られています。

東証マザーズ株価指数は▲5%超安の大幅続落、売買代金は連日で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は1億773万株、売買代金921億円となり、いずれも前日より増加しました。新興市場では個人投資家の見切り売りが多く出た模様ですが、それでも売買代金は連日で1,000億円を下回っています。

さらに、新規上場(IPO)銘柄への資金シフトに伴う換金売りが相応に出たと見られ、株価指数は▲5%超安となる連日の急落となりました。また、終値もついに600ポイントを割り込んでいます。

武田薬品工業が▲8%超安の急落、ハイテク株ではリコーが▲10%超安の暴落

個別銘柄では、主力大型株で終値が▲5%超安となる急落銘柄が続出しました。