今すぐ実践できる、支出を抑えるための工夫

では、どのような手段で無駄遣いを防げばいいのでしょうか。その具体的な方法を学んでおきましょう。

節約・出費の管理は丁寧に

  • スマホの有料サービスの利用料や課金の状況を見直す
  • お弁当を持参し、外食費を抑える
  • 水筒を持参し、自動販売機の利用を控える
  • 食材の買い出しのときは、「何をどれだけ買うか」をメモして持って行き、衝動買いを避ける。
  • レシートは必ず受け取り、後から不必要な買い物ではなかったかを確認する

貯蓄の意識を高める

  • 毎月貯金する額を決めておき、先取り貯金をしておく
  • 気軽に引き出せない定期預金などを貯蓄専用の口座にし、生活費とは区別する
  • 貯金の目的が複数ある場合、目的ごとに口座を分けておく

このような心がけは、無駄な出費を抑えられるだけでなく、貯蓄に手を出してしまうリスクを避けることができます。

まずはお弁当や水筒の持参、利用していない有料サービスの解約など、無駄な支出を減らすために、具体的にできることから実践していきましょう。

それによって浮いたお金は、貯金専用の口座に入れておけば安心です。
「マイホームの購入資金として500万円」「子どもが大学生になるまでに300万円」といったように、貯金の目的や金額を明確にしておくのもいいですね。

目的ごとに口座を分けることで、「マイホームの購入資金まであと100万円!」「あと2年以内に教育費を50万円貯めなければ」といった進捗状況も掴みやすくなりますよ。