働き方を自分で決められないのは会社員のデメリット

では、会社員の最大のデメリットはというと、自分でルールを決めることができないことでしょう。

お金の心配をしないで良いことと引き換えに会社に拘束時間を提供しているのが会社員ですから、ある意味、拘束時間内で何でもやるのが当たり前なのです。「転勤はしません」「自宅からリモートで働きます」「出張はしません」というルールを自分で勝手に設定することはできません。

その点、フリーランスや会社経営の場合は自らルール設定が可能です。たとえばワーキングマザーなどが子育てと仕事の両立をしたい場合、時間的に会社員より仕事との両立が楽になる側面があります。ただ、あまり自由にやりすぎると仕事自体がなくなる心配がありますので、その点では、より自らに厳しくなる必要があります。

会社員と自営業、どちらが良いということは言えませんが、会社員として悩みがある人は、まずは今いる環境でメリットを最大限享受する方向で考えてみるのはいかがでしょうか? 逆に、自分はメリットをメリットと思えないという人は起業に向いていると言えるかもしれません。

垣屋 美智子