寝るときはみんな「ママの隣がいい」と言いますが、ママの隣は2か所だけ。1人ずつ寝かせるため、寝かしつけの時間も伸びました。

待っている間に寂しがる子もいて、心は痛むけれどどうにもできない悲しさもあり、重いですが上に乗って待っててもらったり…。全員寝ても、途中で起きてしまうと、端で寝ていた子は「何でママの隣じゃないの」と泣いて怒ります。

チャイルドシートから1人ひとり降ろすときや、荷物を持ちながら外を歩くときは、1番上の子に真ん中の子と手を繋いでもらうことも。とはいえ、子どもなので気まぐれもあり、終始目は離せません。

熱を出せば一番上の子でも「歩けない」というので、小児科に行く際は1人ずつ車から連れて行き往復したこともあります。「手が足りないって、こんなに大変なんだ」と思う一方で、末っ子が3歳となると、また感じ方が変わりました。

1人目の「育児に不慣れ」な状態の大変さ

個人差がありますが、3歳になると子どもも身の回りのことが自分でできるようになります。

着替えはまだまだ介助が必要ですが、1人で食べ、トイレに行き、歩いても転ぶことが減り、入浴の際は目さえ離さなければ支える必要がないので、0~2歳児よりは親の負担も減ります。

子どもがある程度自分でできるようになって、「何が大変だったのか」振り返ると、特に大きかったのは、まず「親が赤ちゃんのいる生活に慣れていない」ことでした。