ステップ2「どうしたらいいのか一緒に考える」

例えば我が家の長男の場合は、学校に行きたくないと感じる日には数パターンの「決まり」があることに気づきました。

ひとつは「月曜日」、もうひとつは「行事ごとがある日」。たまに「昨日先生と喧嘩したから」などという理由の日もありますが…。

我が家では、多少時間がかかっても学校に遅刻しても、子どもの「行きたくない理由」にしっかりと向き合う努力をしています。

「どうしたら学校に行けるのか」について親子で考えることで、さまざまなアイデアが出てきます。

・給食までにお腹が減ってしまって待てない!
→じゃあ、学校に電話しておにぎりを持参してもいいか聞いてみる?

・算数が嫌だ!
→そっか〜。でも算数ができたらお金の計算も早くなるよ!そうしたら自分の財布を買って好きなもの自由に買えるんだけどな〜。あっ!算数だけじゃなくて○○の好きな音楽もあるよ〜!

・6時間授業が長くて嫌!
→じゃあ、6時間頑張ったご褒美に、今夜はお寿司でも食べに行っちゃう?

我が家ではこのような会話で息子に楽しそうな未来を連想させ、「学校に行きたくない」気持ちを少しずつフェードアウトさせるように意識しています。

一方的に「何言ってるの!学校に行きなさい!!」と強制されるよりも、「自分の気持ちに寄り添ってもらえること」は子どもとしても嬉しいのではないでしょうか。