子どもの「主張」には訳がある!
子どもが学校に行きたくないと強く思うには、それなりの理由がある場合がほとんどです。
その理由をろくに聞きもせず、親の要求ばかりを子どもに押し付けるのは、如何なものかと筆者は感じてしまいます。
筆者のスタンスに対して「それは甘やかしだ!」「子どもは学校に行くのが仕事だ!」とお叱りを受けることもありますが、少なくとも筆者の子どもたちは「自分の気持ちをしっかり聞いてくれるお母さん」が大好きな様子です。
躾と甘やかしのボーダーラインは人それぞれ異なりますし、子どもの性格や特性によっても適切な接し方は変わってきます。
しかし、どの子どもたちも「大人に話を聞いてもらいたい」「気持ちに寄り添ってもらいたい」という思いがあるのです。
子どもの気持ちに「従う」のではなく、まずは純粋に「なぜそう思ったのか?」「あなたはどうしたいのか?」と聞いてみてください。
大人が「聞く姿勢」を整えることで、子どもたちは目を輝かせながら「あのね!」「あのね!」と話し始めてくれるでしょう。
広瀬 あゆみ