組織的なフォロー

会社という組織に属する以上、個人でできることには限界があります。そのため、会社のハラスメントに対する姿勢やルールを常日頃から明確に伝えていくことも大切です。

たとえば、自分が度を超えた注意をしたわけではないのに部下がパワハラだと脅してくるような時は、ルールに則って毅然と対処し、その上で人事部や自分の上長に相談するといいでしょう。

また、部下との話し合いだけでは解決しないことがあった場合には、仕事で関係のある他部署の人に仲裁してもらうなど組織的なフォローで関係改善につなげていくことも必要です。

おわりに

部下による逆パワハラに悩んでいる管理職がいても、立場的な問題もあり実態が表面化しないこともあるでしょう。逆パワハラを受けないためには、部下を理解しようとする姿勢と、コミュニケーションがしっかりとれる関係を作るためのアクションが大切です。

もし部下との関係に行き詰まってどうしても上手くいかない場合は、人事部を始めとした組織としての対応が必要となります。決して自分一人で悩み続けることのないようにしてくださいね。

LIMO編集部