やりがい搾取への対処方法

自身の労働環境を振り返る

自分がたくさん働くことで人の役に立っていると思っていたり、充足感があるため不当な報酬でも長時間働いてしまったりしている人は、まずは自身の労働環境を振り返ってみることが大切です。

自分がやりがい搾取にあっているとは思ってもみなかったり、薄々気づいてはいたけれど認めたくなかったりするかもしれません。「ちょっと変だな?」と思ったら、客観的に自身の労働環境を見つめ直してみましょう。

心身の健康について考える

会社や人のためになるならば、と頑張ることは悪いことではありません。しかし、やりがい搾取にあって休む時間もなく働き続けていては、いつか体調を壊してしまいます。

「少し疲れたけれど、まだ大丈夫」ではなく心身に不調を感じたら休むことも大切です。

気づいたら転職も視野に

「もしかしてやりがい搾取にあっているのかも?」と感じたら、その会社で働き続けるよりもすぱっと見切りをつけ、転職するのもおすすめです。転職活動ができる体力や気力が残っているうちに行動しなければ、気力がすり減ってしまい、なかなか転職先を探すことができなくなってしまう場合もあります。

相談する

やりがい搾取にあっているのではと思ったら、一人で抱え込まずに相談することも頭に入れておきましょう。公的機関や弁護士など、やりがい搾取に関して知識がある人に現在の労働状況を相談すれば解決に向かうきっかけになることも考えられます。