「やりがい搾取」という言葉が注目を集めています。
仕事にやりがいを感じることは充実にもつながり、モチベーションも保ちやすくいいこと尽くしです。しかし、その「やりがい」を都合よく利用され、支払われるべき報酬が得られないということが、近年大きな問題となっています。
そこで今回は、やりがい搾取の影響やターゲットになりやすい人の特徴、対処方法についてまとめました。
「やりがい搾取」とは?
「やりがい搾取」とは、東京大学大学院教育学研究科教授である本田由紀氏が作った言葉です。人によって給料やスキルアップ、人のためなど、どこにやりがいを感じるかはさまざまですが、仕事に対してやりがいを感じるというのはメリットとなることが多くありますよね。
そのやりがいを雇用主などに不当に利用され、報酬以上の仕事を求められたり長時間の労働を強いられたりすることを「やりがい搾取」といいます。このやりがい搾取にはさまざまな影響や問題点があり、今でも話題となっています。