やりがい搾取の悪影響

経済面での損失

やりがい搾取の悪影響はいろいろあります。例えば、長時間働いても正当な賃金を得られなかった場合、経済的に損をしてしまうことになります。最初のうちは少しの誤差かもしれませんが、やりがい搾取が長期間続くと損失はどんどん膨らんでいきます。

心身の苦痛

正当な報酬が支払われないにも関わらず働き続けていると、「もしかして自分はやりがい搾取にあっているのかもしれない」と考えるかもしれません。しかし、誰に訴えればいいのかわからず抱え込んでしまい、精神面で大きな負担となってしまうことも考えられます。

また、やりがいを感じて長時間働き続けていると、身体を休める時間が少なくなってしまい体調を崩してしまうことも。転職をしようか考えても、長時間労働により転職先を探す時間がなく、心身への負担がどんどん溜まってしまった結果、働けなくなってしまうこともあります。