それでも必死になだめようとするママに対し、周囲は何かしてあげたいと思っているかもしれません。少し前にインターネット上で話題になった「結界師」と呼ばれる人々。これは、電車で泣き叫ぶ赤ちゃんに対し「周囲は迷惑だなんて思っていないよ」という気持ちを伝えるため「元気でかわいいお子さんですね」といい続ける人を指すそうです。周囲に委縮するママの気持ちをやわらげ、ひいては赤ちゃんをリラックスさせる結界師。最近ではこういった動きも徐々に広がり、頑張るママをサポートしていこうという人たちも現れているようです。
「一生懸命あやしても、泣き止まなかったらどうせ周囲から白い目で見られている」なんて思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、頑張っているママたちを応援してくれる人たちがいてくれる。そう信じてみるだけで、気持ちが楽になるかのではないでしょうか。
まとめ
小さな子供を育てていると、目の前のことで精一杯になり周囲に対する心配りをする余裕がなくなるのも本当によくわかります。そして、周囲から冷たい視線を受けたとき、ママたちの心はかなりのダメージを負うものです。
その一方で、「子供が小さいんだからしょうがないじゃない」と開き直り、周囲を困惑させる「子連れ様」。本当にそれはしょうがないことなのでしょうか。
一生懸命やっている姿というのは、自然と周囲に伝わるものです。そして、ママたちの辛さを理解してくれている人もたくさんいることを忘れないで欲しいです。立場の違う者同士が気持ちよく過ごすため「気にしすぎない少しの配慮」を思い描くだけで、もしかしたら思いもよらないヘルプが現れるかもしれません。
LIMO編集部