ニューヨークに増える「隠れ富裕層」その実態とは

「Working Rich」の意識と「Inconspicuous Consumption (目立たぬ消費)」から読み解く

ニューヨーク・タイムズに寄稿した「What the Rich Won’t Tell You」(※1)というオピニオン記事の中でThe New School の社会学教授レイチェル・シャーマン博士は、ニューヨークの富裕層達には富を誇示したがらなかったり、自分が「リッチ」であるということを認めようとしなかったりする傾向が顕著だと述べています

富裕層の価値観や行動はどのように、またなぜ、変化しているのでしょうか。その実態を探ります。

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プライスタグを隠す富裕層

シャーマン博士は、ニューヨーク在住の子持ち夫婦約50人にインタビューを実施しました。彼/彼女らのほとんどは大卒以上で、金融関係の仕事をしている(またはしていた)か、数百万ドル(数億円)の財産相続があるという、富裕層の中でもトップ数パーセントに入る人達です。

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米国某大学の経済学と会計学部卒業。日本企業、米国大学勤務を経てライターへ。
貧困街に住む育児放棄された子どもたちと一緒に勉強しながら成長中。