「中期3ヶ年経営計画」への投資が原因?

「いなげや」のドラッグストア事業の子会社である「ウェルパーク」では、2018年度より「中期3ヶ年経営計画」として「骨太体質の進化に基づく店舗主導型経営の確立」をスタートしていました。

主な取り組みとしては、ヘルス・ビューティー部門の専門性強化や、ウェルパーク独自の商品と売場を通じて「ウェルパークブランド」を発信することで、地域民の 「かかりつけ薬局」として、健康で豊かな生活をサポートするドラッグストアを目指して店舗作りを進めています。

2020年度は、この「中期3ヶ年経営計画」の最終年度にあたります。つまり、「中期3ヶ年計画の完成のため、ドラッグストア事業において何らかの投資を行ったために、増収減益となった」可能性が考えられないでしょうか。

2019年3月期は期純損失13億400万円となった「いなげや」ですが、今期の「親会社に帰属する当期純利益」の予想は1億円を見込んでいますが、今年度は達成することができるのでしょうか?次回の決算発表が注目されます。

【参考】
2020年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結)」いなげや
2020年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)」いなげや
2019年3月期 第2四半期決算説明会資料」いなげや
2020年3月期 第2四半期決算説明会資料」いなげや

鈴木 太陽