資産運用の初心者がもっとも怖いのは「株価の暴落」という方も多いのではないでしょうか。現在、中国の武漢から世界中に広がりつつある新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。その影響は現在も世界中に広がり続け、多くの人を不安に陥れています。今回は、株価が暴落した際、資産運用の初心者はどうすればよいのか、またした中で資本市場とどう向き合っていけばよいかについて考えてみたいと思います。
株価暴落の定義とは
COVID-19で世界中の株価が暴落しているわけですが、株価が暴落するというのは何をもってそういうのでしょうか。実際には、株価の暴落といっても、「株価が何%下落したら暴落」という明確な基準はありません。
たとえば、日中に10%程度株価が下落しても暴落といえますし、1年かけて株価が半分になっても暴落といえるでしょう。そうした意味で、株価暴落というのは、見る人によって定義が異なるともいうことができます。それくらい曖昧なものです。