お子さんが気分転換のために勉強部屋から出てきたときは、いつも通り、リビングで家族とお茶を飲んだり、日常の何気ない会話ができるよう、できるだけ意識して、穏やかで温かな雰囲気づくりを心がけたほうがよいでしょう。

また、多少リラックスしすぎているなと思っても、「大丈夫なの?」「落ちたらどうするの?」などといった親の不安を子どもに押し付けるようなネガティブ発言はNG。できるだけ、黙って信じて見守りましょう。

なお、気分転換のために、スマホを用いるお子さんもいると思いますが、これはあまりおすすめできないといわれています。なぜなら、スマホの狭い画面と光に集中してしまう姿勢は、気分をリラックスさせるよりも、さらに身体を緊張状態におくことになるからです。

受験勉強の中でも、お子さんがホッと自分の日常を取り戻す時間を少しでも確保することで、万全の態勢で当日を迎えられるように、サポートしてあげたいものですね。

まとめ

受験当日に向けて、いまから出来る親のサポートについてまとめてみました。

年が明け、受験もラストスパート。今の段階で親ができることは、いままでの成果を十分に発揮できる精神と身体、そして環境作りをサポートすること。本人以上に、落ち着かずハラハラするかもしれませんが、ここは我が子を信じてどっしりと構えておきましょう。

そして、お子さんが勉強の合間の休憩に来た時には、ぜひ、温かい飲み物に、いままでの頑張る姿を後押ししてあげる言葉を添えて、手渡ししてあげましょう。みなさんに、満足のいく結果が訪れますように。

LIMO編集部