「生命保険」の加入者は減少傾向…「もしもの時」のお金、多様な備え方

生命保険は家族にもしものことが起きた時に生活を支える重要な保険です。かんぽ生命保険の不正販売問題で、契約時の取り扱い方などが大きな問題になり、日本郵政グループ3社(日本郵政、かんぽ、日本郵便)への3カ月間の業務停止命令(新規の保険販売などが対象)が発表されました。

生命保険は、世帯加入率が約9割にも迫るほど私たちにとってはなじみのある金融商品です。ただし、この契約金額が近年、低下傾向にあるといいます。家族のもしもの時に重要となるお金の備えについて見てみましょう。

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約9割の世帯が加入「生命保険」の減少傾向

生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は88.7%(うち、個人年金保険は21.9%)と高い水準が続いています。この加入率は、がん保険などを含む「医療保険」の加入率(88.5%)と同程度です。
しかし前回調査では89.2%となっており、それ以前は90%を超えていました。減少傾向となっています。

また、契約している保険金額や毎年の払込保険料(一世帯あたり平均値)については
・普通死亡保険金額…平均2,255万円
・年間払込保険料…平均38.2万円(うち個人年金保険は20.1万円)
このように2000万円超という金額になっていますが、調査結果によると低下傾向が続いています。2006年には保険金額の平均が3000万円を超えていた時期もあったのですが、直近のこのデータのように当時より約1,000万円も下がっているのです

負担が大きい?毎月の保険料

保険の払込保険料は、年間収入の中でどのくらいの割合を占めるのでしょうか。上述の調査の「世帯年間払込保険料対世帯年収比率」によると、全生保(※1)では収入に対して7.2%となっています。

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