仕事納めや帰省など、何かと忙しい年末。年末の大きな行事のひとつとして、自宅の大掃除を控えている人も多いでしょう。
年末の大掃除に限らず、水回りやエアコン掃除など、なかなか自分ではできない部分の掃除を家事代行サービスに外注する人も増えてきましたよね。しかし、まだまだ「家事代行はお金持ちのぜいたく」「他人を家にあげて家事を任せるなんて」という考えが根強いのも事実。
そこで今回は、ダスキンの家事代行サービス「メリーメイド」の事業部長であり、自身も2人の子どもを持つ梶原千左さんにお話を聞きました。家事代行サービスの中でもとりわけ利用する人が多い掃除の外注について、利用する時に持ちがちな罪悪感解消のヒントを探ります。
共働き世帯にとって家事代行は“ぜいたく”ではない
男女雇用機会均等法施行前の1983年に、ダスキンに新卒入社した梶原さん。1989年、女性が働くことや家事をしないことに対する社会や配偶者などの理解が得られない時代に家事代行サービス「メリーメイド」を立ち上げ、試行錯誤しながら30年間で全国に店舗を拡大してきました。