最近では世間のパワハラに対する目も厳しくなっているものの、そのため逆にパワハラの実態が明るみに出るケースも増えています。神戸の小学校で教師間のいじめ・パワハラが問題になったことも記憶に新しいところです。

こうした職場でのパワハラは、受けた側の仕事に対するやる気を削ぎ、精神的なダメージを与えることもあるでしょう。今回の記事では、上司のパワハラに苦しんだ経験がある人のエピソードを紹介し、どんな行為がパワハラに当たるのかを見ていきます。

パワハラに苦しんだ人のエピソード

仕事のミスを罵倒される

経理部で働いていたAさんは、税理士の資格を持つ上司に散々な目に遭わされたといいます。

ちょっとしたミスだったのにも関わらず「簿記資格を持っているのに、こんな仕事もできないの?」「女のクセに生意気だ」といった人格を否定するような言葉を浴びせられ、30分以上も罵倒されたAさんは気を失って倒れてしまいました。

その後、この上司はパワハラ認定され、子会社に左遷されたそうです。

休ませてくれない上司

建設現場で働くBさんは、工事現場で休みなく働くこと17連勤をしていました。仕事中、車の運転中に意識が遠のいて恐怖を感じたBさんは、「これはまずい」と上司に休みを申請。