同じ幼稚園に通うママ友のAさんにメールをし、Aさんの娘さんの様子を聞いてみましたが、「大人びたTちゃんの言動に慣れているうちの子は受け流しているよ」と平気な様子。対照的に受け流せなかったCちゃん。サンタさんの存在を否定されショックを受けている我が子にどういった声をかければいいのか、Cちゃんのお母さんは悩んだといいます。

「サンタさんに頼まない」と親子でおもちゃ屋さんに行くことに

悩んでいても、クリスマスは待ってくれません。お母さんはCちゃんには何のプレゼントがいいのか聞いてみましたが、「今年はサンタさんに頼まない」と暗い表情で呟きました。

Cちゃんの口からは、サンタクロースなんていないという言葉は出なかったものの、やはり幼稚園での出来事が影響しているのは間違いありません。下手なことを言わず、ここは娘の言う通りにしようと夫婦で相談し、結局休みの日に親子でショッピングセンターに出かけることにしました。

クリスマスシーズンということもあり、おもちゃ屋さんの店内は親子で賑わっていました。嬉々としておもちゃ選びをしている同世代の子を尻目に、Cちゃんは淡々とお目当てのおもちゃを見つけ、お会計を済ませました。帰りの車の中で「ケーキは一緒に作ろうね」とお母さんから声をかけられたCちゃんは、パッと表情を明るくし大きく頷いたそうです。

プレゼントが置かれていないクリスマスの朝

クリスマス当日の朝、サンタクロースにおもちゃを頼まなかったCちゃんにはプレゼントは届いていませんでした。

実は、お母さんとお父さんは欲しがっていた別のおもちゃをそっと枕元に置こうかどうか悩んでいました。しかし、「サンタさんには頼まない」と明言して手紙を書かなかったCちゃんの意志や、頼んでいないのに置いてあると来年以降2つ用意しないといけなくなることを考慮し、プレゼントを置かないことにしていたのです。