また、2020年開催の東京オリンピックを契機にクレジットカードも非接触パターン(タッチ決済)が普及し始める可能性があります。そうなると少額の買い物でもクレジットカードが使いやすくなりますよね。「キャッシュレス決済はこれ1本」と決めるよりも、QR・バーコード決済とクレジットカード決済の2つの選択肢を持って、金額に合わせて使い分けていくのが、便利でお得な方法だといえます。
「キャンペーン」に注目して使い分ける方法
QR・バーコード決済にはPayPay、LINE Pay、メルペイ、d払いなどがあり、各種キャンペーンが大々的に開催されています。クレジットカード会社でも決済アプリとの連携で利用ポイントアップのキャンペーンを開催しているところもありますよね。そのためキャンペーンに応じて使い分けることでさらにお得さがアップしそうです。
まずは現在利用しているカードや決済アプリ、ネット通販サイトや店舗の情報を集めてみましょう。いつも利用している範囲内だけでも多種多様なキャンペーンが開催されているのではないでしょうか。ある月はPayPay支払いで、キャンペーン期間が開始したらクレジットカード決済で、といった使い分けで万遍なくお得をゲットしていけそうです。
ただしQR・バーコード決済の前払い方式では残高が分散してしまうこともあります。残高の有効期限は5年程度と比較的長く設定されていますが、いつも使う範囲内でそれぞれ少額をチャージしておけば、長い目で見て無駄なく利用できるのではないでしょうか。