一方で、Amazonや楽天市場のようなECサイトでは、出品者が還元事業の対象となる中小企業であれば「キャッシュレス・消費者還元事業」マークがつく仕様になっています。年末年始のセール時期には大きな買い物をする方も多いでしょう。ネット通販利用の際もキャッシュレス決済を利用してみてはいかがでしょうか。

キャッシュレスでお金がなくなる?

これまで現金で支払っていた人は、「現金で支払わないとお金を使い過ぎてしまうのでは?」という不安があるようです。でも、「キャッシュレス派」は「現金派」よりも貯蓄スピードが早いという調査結果があるのです。

㈱ジェーシービー(JCB)が全国の20~69歳の男女1000人を対象に行なった『キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2019』(2019年3月28日発表)によると

・1年間に増加した貯蓄額の全体平均値は57万2000円
・1年間の平均貯蓄増加金額
  「キャッシュレス派」…83万2000円
  「現金派」…34万2000円

このようにキャッシュレス派が大きく差をつける結果になっています。現金派の方がお金の使い方に慎重なイメージがあるかもしれません。

でも、キャッシュレス決済を積極的に活用している人は、お金に対して敏感になります。例えば、キャンペーンやクーポン情報をいち早く得て積極的に利用しますよね。お金への感度が高く知識やスキルがあり、貯蓄に対する意識が高いといえるのかもしれません。

キャッシュレス決済をお得に利用するには?

キャッシュレス決済にはクレジットカードやQR・バーコード決済、電子マネーなどがあります。多くの人が利用しているQR・バーコード決済は前払いのプリペイド式が多いため、高額決済には不向きな面もあります。実は海外の多くの国では、キャッシュレス決済のメインはクレジットカード(国際ブランド)なのです。