「なんで?何が悪いの?」そんな思いから、ついイライラしてしまったり、最悪の場合は赤ちゃんにそのイライラをぶつけてしまうケースも出てきます。産後は心も身体も以前とは大きく変わります。そして、不安定な精神状態から、この状況がまるで一生続くような錯覚に陥ることもあります。

そんな中でも「たまには1人の時間を持ちたい」「以前みたいに、友達と飲みに行きたい」「思いっきりオシャレして出掛けたい」そう思う気持ちが芽生えることは、経験した人ならよく分かることでしょう。
ですが、たまにいるのです。そういうことを言うと「子どもが可哀想」「母親なのに?」という正論をぶつけてくる人が…。

少し、本当に少しだけ、母親である以前に自分の気持ちを正直に話したことで、ぶつけられるは親として「こうあるべき」という正論です。そしてその言葉に「自分は悪い母なのか…」と捕らわれてしまい、さらに深い闇へと気持ちが落ちてしまう母親も大勢いるのです。

その言葉、本当は誰のため?

上記のような正論をぶつけてくる人の意見は、たしかに間違いであるとは言い切れません。