貯蓄を増やす「メリハリ支出」と「資産運用」
これほどの支出が必要となると分かっているものの、どうしても貯金が増えない、毎月ギリギリ…そういう場合は「支出を制する力」を高めていきましょう。
不要な支出を抑え、「マイホームの購入費用として〇万円」「上の子が小中学校の9年間の間に教育費を□万円」など具体的に目標を決めて取りかかるようにしましょう。
固定費を見直して「メリハリ支出」
まずは固定費などの支出の見直しについて考えていきます。すべてを削っていくよりも、コストやメリットから考えて、節約に適した費目を探し出します。
たとえば、「ほとんど利用していない月額サービスを解除する」「お得なプランに乗り替える」というのは上手な見直し方法でしょう。お金の使いどころを見極めることでメリハリのある支出ができるようになります。
資金を貯めていく方法と「資産運用」
子どもが成長するまでには長い時間があるようで、意外にあっという間です。教育資金は一定の期間内にまとまった金額を準備する必要があるため、家計の中でも最優先の課題となるでしょう。
給与天引き以外にも「学資保険」を利用中の方もいるでしょう。貯蓄機能と保険機能を併せ持つ金融商品ですが、契約金額が高くなると毎月の保険料も負担が大きくなります。学資保険は200万円程度が最近の売れ筋となっているようです。学資保険と並行して、貯蓄も継続していきましょう。