日本の”割安感”が外国人旅行者を引き寄せる!? 銀座の賃料は香港の半分以下に

1. 香港 銅鑼湾(コーズウェイベイ) 296 (賃料:平米・万円/年、以下同)
2. 香港 尖沙咀(チムサーチョイ) 277
3. ニューヨーク 五番街 250
4. ニューヨーク タイムズスクエア 194
5. ロンドン ニューボンドストリート 193

これらのデータを見ると、香港がずば抜けて高いことが分かりますが、ニューヨークやロンドンよりも高いのは驚きです。

また、東京(銀座)もアジアでは3番目ですが、驚くのは賃料のレベルが香港の半分以下(新宿は約3分の1)であることです(余談ですが、最近の香港で騒乱があっても中国が香港を決して手放そうとしていないのは、こうした不動産価値にもあると思います)。

さらに、かつて東京にアジア本部を設置していた多くの外資系金融機関が、香港やシンガポールに本部を移していることも見逃せません(筆者のかつての勤務先での実体験です)。ヒト・モノ・カネの動きが完全にアジアシフトしていることが分かります。

結局、商業地の賃料が高いということは、そこで販売している商品やサービスも高いわけで、観光を通じて同じ効用を得るのであれば割安な日本に足を伸ばしたほうがおトクということになります。

参考記事

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太田 創
  • 太田 創
  • 一般社団法人日本つみたて投資協会
  • 代表理事

関西学院大学卒。1985年、三菱銀行入行。1988年より約10年間、ロンドンおよびサンパウロで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。
その後、2000年からシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。現在は一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。
主要な著書には、『ETF投資入門 』(日経BP 2008年)、『お金持ち入門』(実業之日本社 2015年 共著)、『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版 2019年)などがある。