男女平等と言うけれど…「家庭と職場」板挟みで悩む女性たち

女性は、結婚し子どもを設けるなど、自分の生活の形が大きく変化する場面があります。そして現在は、男女平等の時代と言われ、結婚・出産後も変わらず働き続ける女性が増えています。「寿退社」なんて言葉も、すでに遠い昔のものに感じられる現代ですが、そのような中でも、実は働き方についての立ち位置は、大きく変わっていないのです。

今回は、生活スタイルは大きく変わる中、働き方・就業姿勢については大きな改善が成されていない現在で、家庭と職場の板挟みになり、悩み・苦しむ女性達を見ていきたいと思います。

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家族からのプレッシャー

「主人の実家は、昭和の家庭を絵に描いたようなお宅。お義父さんはサラリーマン、お義母さんは専業主婦で、主人は長男です。結婚当初は『最近の人は、私たちの時代とは違うから』と、私が働くことに対して理解を示してくれていました。でも、それは私の大きな勘違いだったんです。

第一子妊娠を報告した際に『で、仕事はいつ辞めるの?』と聞かれました。子どもが出来ても働き続ける予定だと伝えると、義母からまるで宇宙人でも見るような目線を向けられました。それでも主人が理解を示してくれているならと、産休・育休を申請して出産に望みました。

出産後、実家の母が産後1ヶ月ほど応援に来てくれましたが、その後は主人と2人の生活です。慣れない育児に戸惑いながらも、なんとか家事と両立しました。そしていよいよ育休明け、職場復帰するために主人と家事分担について話し合おうとしたんです。そうしたら『えっ?』と言ってキョトンとした顔をする主人。

そして話し合いを進めていく中で、主人は家庭と仕事の両立に対して理解を示してくれていたわけでは無く、単に私任せの姿勢でいるつもりだったことが分かりました。具体的に1日の家事の役割分担や、保育園への送迎、そして子どもが体調を崩した場合にどちらがどの位休みを取得するかなど私が話を進めていると『家庭のことがおろそかになるなら、無理して働く必要ないんじゃない?』と言う主人。私が働くこと自体に反対はしないけれど、家のことは全て私任せで当たり前…という感覚を覆すことはなかなか難しいようです。」

甘えているつもりは無くても、職場の風当たりが強い

参考記事

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。