海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしている

Pawsitive RescueさんのInstagramアカウント@pawsitiverescue.pageの投稿。

足をひどく骨折した状態で保護された野良猫が、手術や適切なケアを受けて元気になった姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で7万回再生、約9228件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、猫の飼育費用は月平均どのくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【足をひどく骨折していた野良猫ユキ】獣医による手術や適切なケアを受けて足の切断をまぬがれる

骨折した足で保護された当時のユキ1/5

骨折した足で保護された当時のユキ

出所:@pawsitiverescue.page

海外のSNSで、足をひどく骨折していた野良猫「ユキ」を保護したという投稿が話題を呼んでいます。

怪我をした経緯は不明ですが、ユキは足を怪我したまま3~4日も食料品店の近くをウロウロしていました。

ユキの怪我の様子を知っていた人達も、みんなどうすればいいのか分からなかったとのこと。

投稿者さんはユキに食事を与え、段ボール箱に入れて自宅に連れて帰り、翌日には獣医の診察を受けさせました。

そしてレントゲン検査の結果、ユキの足はひどい骨折をしていましたが、幸いにも足を切断する必要はないと診断されました。

感染症の治療なども行い、骨折した個所には骨を固定するための処置を受け、手術は無事に成功しました。

手術を終え、回復に向かうユキ2/5

手術を終え、回復に向かうユキ

出所:@pawsitiverescue.page

その後も治療と手厚いケアを受け、ユキはすっかり回復しました。

今では普通に歩けるようになり、他の猫とも無邪気に戯れて遊べるようになり、抱っこされるのが好きな甘えん坊な猫になっています。

現在は優しく迎え入れてくれる家族を待ちながら楽しく過ごしています。

小さな命が救われて、本当に良かったですね!

――以上、海外のSNSで話題の猫ちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

日野 いとり
ひどい怪我をしていた野良猫ユキ。投稿している動画を見ると後ろ足を骨折しているのが遠目で見ても分かる状態だったので、状況はかなり深刻だったのでしょう。ユキを見守りながらも、どうすればいいのか分からなかったという人達の気持ちも分かるような気がします。優しい人に保護され、獣医の診察を受けて手術をしてもらい、無事に回復したユキはとても幸運でしたね。なお日本でも海外でも、犬や猫を病院に連れて行くと想像以上に費用がかかることがあります。大切なペットにしっかり治療を受けさせてあげたいと考える方は、あらかじめペット保険に加入しておくのもおすすめです。病気やケガを負った状態からでも加入できる保険もありますが、補償内容の一部が制限される場合もあるため、元気なうちに備えをしておくことが大切です。またペット保険はペットの種類や年齢などによって保険料が変わります。毎月の支払額を試算できるサイトなどもありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

3. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。

(中略)

一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

4. 今読まれている【日野 いとりのおすすめ記事】3選

4.1 「洪水で流され泳いで生き延びた牛」居場所がなく雨ざらしに… 簡易的な雨よけを作ってもらい、逞しく生きる姿に感動

            「洪水で流され泳いで生き延びた牛」居場所がなく雨ざらしに… 簡易的な雨よけを作ってもらい、逞しく生きる姿に感動    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@snehascareさんがInstagramに投稿した、洪水で流されて泳いで生き延びた牛の姿と、快適な場所を作ってもらっている様子を紹介します。さらに災害時における海外の動物たちの保護活動の現実に加え、傷ついた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても徹底解説。動物レスキューなどに関心がある方必読の記事です。

4.2 「道端で生後わずか10週間の痩せ細った子犬を発見」集中的なケアとたっぷりの愛情をかけられ社交的な犬に成長

            「道端で生後わずか10週間の痩せ細った子犬を発見」集中的なケアとたっぷりの愛情をかけられ社交的な犬に成長    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@mbwa_wa_africaさんがInstagramに投稿した、道端で保護された子犬「グウェンドリン」の成長記録を紹介します。生後10週間ほどで痩せ細っていた状態から集中的なケアと愛情で元気を取り戻した姿とともに、記事後半ではペットフード協会調査による犬・猫の平均入手価格や無償譲渡の実情を解説!動物保護やペット飼育に関心がある方必読の記事です。

4.3 「目にひどい怪我を負った犬」道路脇で保護され治療を受けるも…困難を乗り越えて回復した姿に胸が熱くなる

            「目にひどい怪我を負った犬」道路脇で保護され治療を受けるも…困難を乗り越えて回復した姿に胸が熱くなる    

海外のSNSで話題を集めているのは、路上で目に大きな傷を負った状態で保護され、命を救われた犬「ピッパ」の投稿です。記事内では、片目を失いながらも健気に回復し、シェルターで新たな飼い主を待つ愛らしい姿やSNSでの反響を詳しく紹介。さらに、動物保護や命の現場を支える獣医師(平均年収680万円)と動物看護師(351万円)のお金事情や、国家資格化に伴うリアルな待遇変化についても深掘りします。

参考資料

日野 いとり