海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているSaving Harbin DogsさんのInstagramアカウント@savingharbindogsの投稿。

目にひどい怪我を負った状態で道路脇にいた犬が、保護されて片目を失いながらも元気に回復した姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で735回再生、約80件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【目をひどく怪我した状態で路上にいた犬】残念ながら片目を失うことに…

目にひどいケガを負っていたピッパ1/2

目にひどいケガを負っていたピッパ

出所:@savingharbindogs

海外のSNSで、目をひどく怪我した状態の犬が保護されて回復したという投稿が話題を呼んでいます。

犬の名前は「ピッパ」、6歳ほどで体重は4.5㎏ほど。小さな体で大ケガをしている姿を見ると胸が傷みますね。

手術を終え、里親を待つピッパ2/2

手術を終え、里親を待つピッパ

出所:@savingharbindogs

保護されたピッパは目の検査を受けましたが、損傷がひどいため残念ながら片目を摘出せざるを得ませんでした…。

大変なハンデを抱えることになりましたが、ピッパの健康状態は安定しており今は順調に回復しています。

現在は投稿者さんのシェルターで過ごしながら、安全な住まいを提供してくれる飼い主を待っている状態です。

なお、ピッパはとても愛らしく人懐っこい性格だと紹介されています。優しい飼い主と早く巡り会えるといいですね!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

日野 いとり
保護当時の目に大ケガを負った状態のピッパの姿は、見ていてとても胸が締め付けられました。健康な犬でも路上で生活することは決して楽なものではありません。このような目の状態で食べ物を探し、眠る場所を探し、必死に生きていたのだと思うと切ないですね。ピッパにとって救いだったのは、幸運にも無償の愛で保護してくれる人と出会えたことでしょう。片目を失った後の画像は痛々しくもありますが、表情はとても明るく穏やかにも見えます。安心できる場所で大事にされていることが分かり、心から安堵しました。なお日本でも、飼い主が何らかの事情があって飼えなくなってしまった犬や猫、路上生活をしている野良犬や野良猫を保護している団体があります。しかし動物保護の活動にはたくさんの人手やお金が必要になるため、募金や物資の寄付をお願いしている団体も少なくありません。興味や関心がある方は、まずお住まいの地域にある動物保護団体のSNSなどを検索して、情報を集めてみてくださいね。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」

参考資料

日野 いとり