海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で子犬・子猫の保護活動を行う「puppykittynycity」さんのInstagramアカウント@puppykittynycityの投稿。

住宅街の歩道を1匹で歩いていたオレンジ色の母猫が保護されたのは、出産のまさに前日というギリギリのタイミングでした。屋外ではなく、暖かく安全な場所で3匹の赤ちゃんを迎えることができました。

執筆時点で3万5000回再生、約4691件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、猫の飼育費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
住宅街の歩道を1匹で歩いていたオレンジ色の母猫が保護されたのは、まさにギリギリのタイミングでした。保護された翌日、彼女は3匹の赤ちゃん猫を出産。屋外で迎えていたかもしれない出産が、暖かく安全な場所で見守られることになったのです。投稿では「オレンジ色の猫はおよそ5匹に1匹しかメスがいない」という珍しい事実も紹介され、多くの人の関心を集めました。生まれたばかりの子猫たちに寄り添う母猫の姿や、この小さな家族を安心して育てられる里親(フォスター)家庭を探しているという呼びかけの様子をご紹介します。

1. 【路上をさまよっていた母猫】出産前日、間一髪のタイミングでの保護

保護される直前、住宅街の歩道を歩いていた母猫1/6

保護される直前、住宅街の歩道を歩いていた母猫

出所:@puppykittynycity

この母猫は、住宅街の歩道をとぼとぼと1匹で歩いているところを保護されました。投稿によると、保護されたのはまさに間に合ったタイミングだったといい、その翌日に彼女は3匹の赤ちゃんを出産したといいます。もし保護がもう少し遅ければ、屋外での出産になっていた可能性もありました。投稿では、オレンジ色の猫はおよそ5匹に1匹しかメスがいないことも紹介されており、この母猫が「特別な存在」であることも伝えられています。

2. 【新しい命の誕生】安全な場所で迎えた3匹の赤ちゃん猫

生まれたばかりの子猫たちと寄り添う母猫2/6

生まれたばかりの子猫たちと寄り添う母猫

出所:@puppykittynycity

保護された翌日、母猫は無事に3匹の赤ちゃんを出産しました。屋外ではなく、安全で暖かい場所で、助けようとする人たちに囲まれながら迎えた出産だったといいます。

母猫のそばで身を寄せ合う3匹の子猫たち3/6

母猫のそばで身を寄せ合う3匹の子猫たち

出所:@puppykittynycity

生まれたばかりの子猫たちは母猫にぴったりと寄り添い、必要な物資や医療ケアは団体側が提供するとして、母子が安心して過ごせる里親(フォスター)家庭を探していることが投稿で呼びかけられています。

コメント欄では

  • 「お腹に3匹もの赤ちゃんがいたなんて、それにしてはほっそりして見えます。人懐っこくて安全な子ですね。」
  • 「赤ちゃんが赤ちゃんを産んだのね」
  • 「猫が屋外で出産することを考えると、いつも胸が痛みます。間に合ってあげられて本当によかった! ママ猫の里親をするのは簡単で、彼女がすべてやってくれます。あなたはご飯をあげてトイレを清潔にするだけでいいんです。」

など、母子の無事を喜ぶ声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんたちでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の投稿をリサーチする中で印象的だったのは、「保護があと1日遅ければ、この母猫は屋外で出産していたかもしれない」という、ほんの紙一重のタイミングの重みです。動物レスキューの現場では、こうした偶然に近いタイミングが命を分けることが少なくありません。もし読者の皆さんの近くで、お腹の大きい野良猫や、明らかに出産が近そうな猫を見かけたら、自己判断で保護しようとする前に、まず地域の動物保護団体や自治体の窓口に相談してみることをおすすめします。個人で無理に保護すると、母猫にも自分自身にも負担がかかってしまうことがあるためです。また、投稿にあった「オレンジ色の猫はおよそ5匹に1匹しかメスがいない」という事実は、私自身も今回初めて知りました。身近な動物についても、まだまだ知らない生態があるのだと実感させられます。今回の記事を通じて一番伝えたいのは、小さな命が安全な場所にたどり着けるかどうかは、ほんのわずかなタイミングと、気づいて手を差し伸べる人の存在にかかっているということです。この母猫と3匹の子猫たちが、一日も早く温かい里親家庭に迎えられることを願っています。

4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。

(中略)

一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 「手放されても、みんなの太陽であり続ける」5年暮らした家を手放された保護犬に反響

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5.2 「分け与えても、私たちは貧しくならない」空腹に耐えていた野良犬に差し出された優しさがSNSで反響

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            「誰もこんな風に一人で苦しむべきじゃない」あごを骨折していた子犬、手術を乗り越え見せた笑顔に反響    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@AnimalAidUnlimitedさんがYouTubeに投稿した、ゴミの山にたった一匹で横たわり、あごを骨折していた子犬「タッセル」の保護の様子をご紹介します。手術後にきちんと食事を取れるか心配されていましたが、想像以上の食欲を見せてスタッフを驚かせたエピソードにも注目です。さらに記事後半では、犬の生涯費用についても解説しています。

参考資料