4. 係長級の人数で最も多い年齢は40歳代後半に
次に年代別に見ていきましょう。
人数がいちばん多いのは45歳から49歳で32万1710人。次が40歳から44歳の30万8880人、その次が50歳から54歳の28万4940人です。40歳代後半を頂点に、その前後が厚くなっています。
所定内給与額がいちばん高いのは55歳から59歳の42万200円でした。人数の山と金額の山が10歳ずれる形です。
上がり方を追うと、25歳から29歳が32万7500円、30歳から34歳が36万6700円、35歳から39歳が39万5900円。ここまでで7万円近く上がります。
40歳から44歳が40万4700円、45歳から49歳が40万6200円、50歳から54歳が41万500円。10年ほどかけて6000円ほどの動きへとなります。
5. 男性の係長の平均給与はいくらか
男性係長だけの数字も見てみましょう。
男の係長級は119万7270人で、所定内給与額は41万900円。男女計の39万9200円より1万1700円高くなります。平均年齢は45.3歳、勤続年数は17.8年です。
26の金額帯でいちばん多いのは男女計と同じ40万円から44万9900円で、19万5180人。男性の中では16.30%を占め、男女計の15.27%より集まり方が強くなります。40万円未満は67万9700人で56.77%でした。
年代別では55歳から59歳が43万5000円でいちばん高く、人数で多いのは男女計と同じ45歳から49歳の24万1700人でした。
6. キャリアを考える際には給与以外もあわせて検討を
今回は給与に視点をあててみてきましたが、管理職になれば責任の重さが変わります。最近ではプレイングマネージャーも多く、「管理職は罰ゲーム」など一部では言われる機会も出てきています。
一方で意思決定や課題解決力、リーダーシップなどがあり、管理職に適性がありやりがいを感じる人も。給与はもちろん大切ですが、自身の適性や希望とじっくり向き合ってキャリアを考えることが管理職を続けていく中では重要となります。
1日の中の大半の時間を使う仕事。適性ややりがいがない中で続けるのは難しいものです。係長はマネジメントの第一ステップとなりますが、目指す際にはじっくりと自分を見つめた上で、会社の状況なども考えて検討してみましょう。
7. 編集部よりコメント
参考資料
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」役職第1表・役職別第3表(政府統計の総合窓口e-Stat)
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(8)役職別にみた賃金 第8表(役職、性別賃金、対前年増減率及び役職・非役職間賃金格差)
宮野 茉莉子
