4. 毎月いくらから始める?無理のない金額に悩む人へのアドバイス。IFA・橋本 優理が伝えたいこと

これから積み立てを始めるにあたって、毎月いくらに設定すればよいか決められないというご相談をいただきます。

少なすぎても意味がない気がするし、多すぎると続かないかもしれない。この間で迷う方が多い印象です。金額の決め方を整理します。

4.1 ご相談で多いお悩みは「毎月いくらから始めればよいか分からない」

ご相談者
新NISAの口座を開設したので、これから積み立てを始めようと思っています。ただ、毎月の金額をいくらに設定すればよいのかが決められません。少額すぎても意味がないような気がしますし、かといって無理をして途中でやめることになるのも避けたいです。周りの人がいくら積み立てているのかも分かりませんし、目安になる考え方があれば教えていただきたいです。

4.2 【IFA・橋本 優理が回答】1年間続けても家計が変わらない金額から始める

橋本 優理

投資は余剰資金で行うのが鉄則です。

まずは「1年間継続しても家計に影響がない金額」からスタートしましょう。

少額すぎると意味がないのでは、と心配される方もいますが、何もしないより確実に資産は積み上がっていきます。

まずは、もしものときに収入が途絶えても半年〜1年は生活できる現金を確保したうえで、毎月の収入から安定して拠出できる額を積立に回しましょう。

半年ほど続けてさらに増額できそうであれば、そこから増やしていくので十分です。

5. まとめにかえて

今回は、全世界株式と米国株式の違いと、積立額別のシミュレーションを確認してきました。

積立の試算では、毎月3万円を10年続けた場合、元本360万円に対して年5%で463万円、年7%で513万円。毎月10万円なら元本1200万円に対して1544万円、1711万円という結果でした。

老後資金として考えるなら、まず公的年金の見込み額を「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認し、不足額を出すところからです。必要な金額が分かれば、毎月いくら積み立てるべきかも決まります。

投資には元本割れの可能性があります。生活に支障のない範囲で、続けられる金額から始めてみてはいかがでしょうか。

【免責事項】

  • この記事は、公開されている公的資料や一般的な情報をもとに作成しており、特定の制度や金融商品、投資行動を推奨するものではありません。
  • 記載されている数値や制度内容、シミュレーション結果は、特定の条件下での試算や一般的な例です。
  • 実際の金額、支給要件、税制、運用成果などを保証するものではなく、制度内容は法改正や経済状況などによって変更されることがあります。
  • 投資に関する内容は、将来の運用成果を約束するものではなく、元本割れなどのリスクがあります。
  • この記事の情報によって生じたいかなる損害や損失についても、一切の責任を負いかねます。
  • 投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任でお願いします。

参考資料

橋本 優理