年収1200万円以上の世帯が「将来の備え」に置いている預貯金はいくら?上の層ほど守りが厚いという並び 積立は続いているのに、そこから先の広げ方が決まらないときに確かめる4つ 2026.09.16 12:51 公開 執筆者山﨑 夏子 監修者中本 智恵 値動きのあるものに回している割合は、年収の層をまたいでもよく似た数字が並びます。「収入はない」世帯を除けばおおむね20%台で、年収1200万円以上の層でも26.69%です。違いが出るのは金額のほうで、崩さずに置いておく預貯金は、300万円未満の層が368万円、1200万円以上の層では1649万円。上の層が守りを薄くしているわけではない、という並びを確認します。 この記事のポイント 年収1200万円以上の世帯が「運用または将来の備え」として置く預貯金は1649万円。300万円未満の世帯とは4倍を超える開きがある 値動きのあるものが占める割合は、どの層もおおむね20%台で並ぶ。同じ割合でも、かかっている元の大きさで出てくる金額は変わる 純金融資産1億円以上は約165万世帯。ただしこの1億円は、通帳と証券口座の合計ではなく負債を引いたあとの金額 記事の続きを読む 1/4 出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(令和7年)」 Check! 次のページでは、この表の預貯金の列だけを取り出します。年収1200万円以上の世帯は「運用または将来の備え」として1649万円、300万円未満の世帯は368万円。一方、値動きのあるものが占める割合はどの層もおおむね20%台で並びます。割合と金額で読み方が変わる理由を、あわせてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 今月、大綱決定へ【給付付き税額控除】就労していない高齢者は対象外《対応の結論は令和12年までに》令和9年4月からの動きを確認 給付付き税額控除は、9月に大綱を決定して臨時国会に法案を提出するという段階に来ています。ただし、令和11年度から本格導入される「所得に連動したきめ細かな給付」が着目しているのは中所得・低所得の現役勤労者で、就労していない高齢者は対象外とされています。対象外となる方への対応は継続検討とされ、結論は次期年金法改正が予定されている令和12年までとされています。この記事では、対象外となる方への対応がどのように示されているのかを確認していきます。 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #富裕層 #お金持ち #資産運用