65歳おひとりさまは「月3万円不足」?2026年”年金引き上げ”でも生じる9.8万円差と老後家計のリアル 月17.7万円と月7.8万円の年金格差…老後家計のリアルを検証 2026.09.11 10:52 公開 執筆者LIMO編集部貯蓄解説班 監修者和田 直子 総務省統計局の家計調査報告によると、2025年(令和7年)平均で世帯主が65歳以上の単身無職世帯は、実収入13万1456円に対して支出が16万1435円で、毎月2万9980円が不足していました。年金額は4月から引き上げられ(基礎年金1.9%・厚生年金2.0%)、老齢基礎年金の満額は月7万608円です。この記事では、おひとりさま世帯のひと月の家計収支と、働き方によって年金額がどれだけ変わるのかを確認します。 この記事のポイント 2025年平均で、世帯主が65歳以上の単身無職世帯は毎月2万9980円が不足。平均消費性向は125.3% 年金額は2026年4月分から1.9%(基礎年金)引上げ。老齢基礎年金の満額は1人分で月7万608円 働き方で年金額は大きく変わり、厚生労働省が示す例では月17万6793円と月7万8249円で9万8544円の差 記事の続きを読む 1/2 出所:総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、平均消費性向125.3%という数字の意味と、年金暮らしでも続く非消費支出の中身を確認します。あわせて、よく目にする2000万円台の貯蓄額が二人以上の世帯の平均であって、おひとりさま世帯の数字ではないことも押さえられます。単身世帯の資産を含む調査の公表状況にも触れています。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 定年が延びても安心できない!【60歳からの給与】課長級の57.4%が減額あり。60歳超の年間給与は76.9%の水準に 定年が延びても現役時代と同じ収入が続くとは限りません。特に役職に就いている方は、定年を迎えるタイミングで給与が大きく減少するリスクが高まります。働き続けても想定以上に収入が減り、老後プランが崩れてしまうケースも少なくありません。自分が減額対象になるのか、またどれほど下がるのかを知ることで、50代のうちから始めるべき現実的なマネープランや準備のポイントが見えてきます。 【年金生活者支援給付金】老齢年金に「ひと月5620円」がプラスされるのはどんな人?9月に日本年金機構から請求書が届いたら速やかに提出を。2カ月に1回もらえる給付金 9月に日本年金機構から届く年金生活者支援給付金の請求はがき、内容を確認せずそのままにしていませんか。「自分はいくらもらえるか」は、保険料をきちんと納めた期間だけでなく、全額免除を受けていた期間がどれだけあるかによっても大きく変わり、思ったより高くなるケースもあります。所得がわずかに基準額を超えた人が受け取れる仕組みや、申請の期限まで、知っておきたいポイントをまとめました。 【遺族年金生活者支援給付金】所得要件は前年491万8000円以下《2026年度の給付額は月額5620円》子が3人いれば1人1873円に按分 遺族基礎年金を受け取っている人の中には、実は「もう一つの給付金」を見逃している人がいるかもしれません。2026年度の基準額は月額5620円ですが、子どもの人数によって1人あたりの受取額が変わるうえ、9月に届く請求書には、出すタイミング次第で受け取れる月分が変わってしまう、意外と知られていない期限も隠れています。あなたの世帯は対象になるのか、一緒に確認していきましょう。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #貯蓄 #老齢基礎年金 #おひとりさま #公的年金