【遺族年金】年84万7300円+子の加算がついても「税金はかからない?」老齢年金との違いと注意点 「社会保険の扶養」基準額は130万円未満、60歳以上なら180万円未満 2026.09.12 07:05 公開 執筆者村岸 理美 遺族基礎年金は令和8年度で年84万7300円、子が2人いる場合は年133万4900円です。この遺族年金には所得税も住民税もかからず、公的年金等の源泉徴収票も届きません。一方で、家族の健康保険の被扶養者になれるかどうかの判定では、遺族年金も年間収入に含めて数えます。基準額は原則130万円未満で、60歳以上の方などは180万円未満です。税と社会保険で扱いが分かれる点を確認していきます。 この記事のポイント 遺族基礎年金は令和8年度で年84万7300円、子が2人いる場合は年133万4900円 遺族年金には所得税も住民税もかからず、公的年金等の源泉徴収票も届かない 老齢年金は雑所得として課税されるため、同じ公的年金でも扱いが分かれる 記事の続きを読む 1/2 出所:国税庁『No.1605 遺族の方に支給される公的年金等』と日本年金機構『公的年金等の源泉徴収票』を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、健康保険の被扶養者になるための年間収入の基準額を一覧で示します。原則の130万円未満のほか、60歳以上または障害厚生年金を受けられる程度の障害者の180万円未満、19歳以上23歳未満の150万円未満という区分を並べ、この年間収入に遺族年金を含めて数えることを確かめられます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【シニア世帯】約4割が「年金収入」のみ。平均年金受給額「60歳代後半で年間約180万円」と平均所得「336.1万円」の実態を解説 老後の生活費は年金だけでまかなえるのでしょうか。厚生労働省の最新調査によると、高齢者世帯の41.3%が「総所得のすべてが公的年金」という結果が出ています。一方で、年代や加入していた年金制度(厚生年金・国民年金)によって受給額には大きな差があり、定年後も働き続けて収入を得るなどシニアの生活は多様化しています。年代別の平均年金月額や給付金の受給状況を分析し、老後不安をなくす3つの確認ステップを解説します。 【住民税非課税世帯】年金収入155万円が目安!NISAの利益は判定対象外?3つの基準と5つの優遇制度を解説 「住民税非課税世帯」とNISAなどの「非課税の投資枠」は名前が似ていますが全く別の仕組みです。投資の非課税枠で利益を出しても、住民税の判定(前年所得)には影響しません。本記事では、住民税非課税世帯の3つの判定基準や受けられる5つの優遇制度、年収の壁を越えた際の家計への影響を解説。さらに、50代から始める運用口座の整理術まで、最新データとともに分かりやすくお伝えします。 【年金生活者支援給付金】月額の給付総額「338億円」超!実際に「年金に上乗せ」される金額はいくら?《老齢・障害・遺族》給付金ごとの平均支給額を確認 2026年度の年金額は前年度比プラス3.2%の増額改定が決定。それに伴い、要件を満たす方に上乗せ支給される「年金生活者支援給付金」の基準額も引き上げられます。本記事では、最新のデータをもとに老齢・障害・遺族の各給付金の平均受給額や、もらい忘れを防ぐための対象条件・請求手続き(ハガキの返送等)を解説。ベースとなる厚生年金・国民年金のリアルな平均受給額もあわせて紹介します。 【新NISA】月10万円を15年積立「その後ほったらかし」で結果はどうなる?シミュレーション結果をみる!老後資金を左右する「2つの期間」と出口戦略 老後のお金を長持ちさせる「4%ルール」とは? 親が亡くなったときに残る「未支給年金」とは?最大3か月分のもらえる金額と3つの手続きポイントをFPが解説 請求できる遺族には「7つの優先順位」が決められている LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #遺族年金 #遺族厚生年金 #税金 #社会保障