【国家公務員の課長補佐級】再任用職員の平均給与月額は「39万1000円」。60歳以降は手取りと保険料がどう動く? 2026.09.16 14:49 公開 執筆者太田 彩子 人事院は令和8年8月7日の勧告で、60歳以降にフルタイムで働く人の平均給与月額を、公務の再任用職員と民間の再雇用者に分けて示しました。公務は課長補佐級39万1000円、係長級30万8000円、主任級以下26万円で、3つの役職段階すべてで民間を下回っています。ただし公務は令和8年3月時点、民間は3年平均と前提が違います。数値の中身と、60歳以降の家計で見ておきたい点を確認していきます。 この記事のポイント 人事院勧告の別表第5に、60歳以降にフルタイムで働く人の平均給与月額が公務と民間に分けて示された 公務の再任用職員は課長補佐級39万1000円、係長級30万8000円、主任級以下26万円 3つの役職段階すべてで公務が民間の再雇用者を下回り、差は月2万6000円から3万7000円 記事の続きを読む 1/2 出所:人事院『令和8年人事院勧告 別表第5』を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、60歳以降にフルタイムで働く人の平均給与月額を、公務の再任用職員と民間の再雇用者に分けてグラフで比べます。課長補佐級、係長級、主任級以下という3つの役職段階を並べ、いずれの段階でも公務が民間を下回っていることと、その差が月2万6000円から3万7000円の範囲にあることを確かめられます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 地方公務員の給与は60歳で「35%減」に。元職員が明かす収入ダウンと“退職後の保険料”の注意点 総務省が2026年8月27日に公表した令和7年地方公務員給与実態調査によると、一般行政職の平均給与月額は56歳から59歳が51万4380円で最も高く、60歳から63歳では33万3999円でした。その差は18万381円です。同じ職場で働き続けていても、60歳を境に3割以上下がる計算になります。 この記事では、年齢帯ごとの平均給与月額を確認していきましょう。60歳を過ぎたあとの水準についても見ていきます。 国家公務員、8月7日の人事院勧告で公表。女性の比率は「医療職(三)77.8%」から「海事職(一)2.4%」まで、75.4ポイントの差 国家公務員といっても、職種によって働いている人の顔ぶれはまったく違います。人事院は令和8年8月7日に勧告をおこない、あわせて国家公務員給与等実態調査の結果を公表しました。この調査では、俸給表ごとに学歴と男女の構成比が示されています。全体では大学卒59.8%、女性25.6%ですが、女性が8割近い職種もあれば、女性が2%台の職種もあります。俸給表別の構成比を一覧で比べていきます。 【地方公務員の初任給】最も高い都道府県はどこ?大学卒で「23万2100円」、最低との差は1万2100円 総務省が2026年8月27日に公表した令和7年地方公務員給与実態調査によると、都道府県の一般行政職の初任給は、大学卒の試験採用で平均22万5694円でした。公務員の給与は国の基準に横並びというイメージがあるかもしれませんが、団体の区分や都道府県によって初任給に差があります。この記事では、令和7年4月1日現在の調査結果から、地方公務員の初任給がどのくらいなのかを団体区分別・学歴別に見ていきましょう。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #公務員 #国家公務員