【住民税非課税世帯】受けられる8つの優遇措置「自動適用と要申請」の注意点!該当する年収目安と3つのポイント 非課税になる年収の境界線 2026.09.16 14:05 公開 執筆者鶴田 綾 監修者村岸 理美 65歳以上の単身世帯で年金収入のみの場合、神戸市の基準では年収155万円以下が住民税非課税世帯の目安となります。非課税世帯向けの優遇措置には自動で適用されるものと本人が申請するものがあり、判断能力が下がると後者の手続きが止まる場合があります。試算では、本人が動けるうちに備えた場合と、判断が難しくなってから手続きを始めた場合とで、費用や期間にどのような差が生じるのかを確認していきます。 この記事のポイント 住民税非課税世帯の優遇措置8つは、国民健康保険料の応益割の軽減のように自動で当たるものと、国民年金保険料の免除のように申請して当たるものに分かれる 神戸市の基準では単身世帯で合計所得金額45万円以下が非課税の目安。年金収入だけなら〈65歳以上〉155万円以下、〈65歳未満〉105万円以下 判断が難しくなってから手続きを始めた場合に、申立ての費用と専門職の報酬、止まった申請を合わせて差がどこまで広がるのかを独自に試算した 記事の続きを読む 1/4 Check! 次のページでは、判断が難しくなってから手続きを始めた場合の費用と期間の試算と、本人が動けるうちにしかできない手続きについて確認します。申立て費用の10万円と受け取れなかった臨時給付金10万円の合計20万円の差額や、後見人への報酬による影響などをみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【遺族基礎年金】年84万7300円+子の加算も「税金はかからない?」未支給年金は一時所得に。国民健康保険料・介護保険料への影響を解説 遺族年金を受け取ると、税金や社会保険料がどう変わるのかが気になります。国税庁は遺族年金について原則として所得税も相続税も課税されないと案内しており、住民税もかかりません。国民健康保険料の所得割や軽減判定、介護保険料の段階判定で使う課税年金収入額にも遺族年金は含まれません。ただし非課税の収入しかない場合でも、軽減を受けるために住民税の申告を求められることがあります。 【住民税非課税世帯】65歳以上のひとり世帯はいくらまで非課税?80歳以上の住民税「課税」世帯割合は52.4%まで低下 神戸市の基準では、65歳以上で公的年金収入のみの場合、住民税が課されない世帯に該当する収入金額の目安は単身世帯で年収155万円以下、配偶者や扶養親族が1人いる2人世帯で年収211万円以下とされています。世帯にいる人数によって判定の線は動きますが、口座名義を振り分けても世帯単位の判定自体は変わりません。ご自身の世帯がどの水準に当てはまるのか、世帯の条件や負担の変化について詳しくみていきましょう。 年金は月いくら増えた?「1.9%引き上げ」でも実質目減りするマクロ経済スライドの仕組みと年代別平均額をFPが解説 2026年4月分(6月支給分)から、公的年金の額は国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%引き上げられました。改定に使われたのは名目手取り賃金変動率の2.1%で、ここからマクロ経済スライドによるスライド調整率0.2%が差し引かれています。一方、令和7年の物価変動率は3.2%で、改定率との差は1.3ポイントです。改定率がどのように決まるのかを確認します。 国民年金の平均受給額「月5万9310円」!満額との差はどれくらい?年齢別で見る年金額の違い「60歳代と90歳代」で年金額に差はある? 女性の年金、満額を超える「7万円以上」の割合はどれくらい? 【国民年金】納付率「85.2%」の裏側!未納と免除で年約1万円差がつく年金制度の落とし穴と年代別平均額をみる 放置はもったいない!「未納」と「全額免除」で将来の年金はどう変わる? LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #住民税非課税世帯 #住民税 #年金収入 #シニア