3. 周囲は受験熱心。それでも「公立でもいい」と伝えた親の真意
中学受験に向かう親の真意とは2/4
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ーーー中学受験について、娘さんにどのように声かけしましたか?
私たちが住む地域は、周囲の多くが私立を目指す「中学受験が当たり前の学区」です。周りが早くから塾に通い始めると親も焦りますが、私はあえて娘に「別に地元の公立でもいいんだよ」と伝え続けました。
親が「私立に行きなさい」とプレッシャーをかけるより、逃げ道を用意した方がいいと考えたからです。結果的にそれが、娘の「どうしてもあの学校で実験したい」という自発的なモチベーションを引き出しました。
4. 塾なし・通信教育のみで難関校を突破できた理由
ーーー娘さんはどのように勉強されたのでしょうか?
我が家は進学塾には通わず、普段の勉強は通信教育で済ませて、塾は模試の時だけ利用しました。
激戦区でそれができたのも、娘の中に「獣医になるためにあの学校に行く」という揺るぎない目標があったからです。親がガチガチに管理しなくても、純粋な動機さえあれば子どもは自分で勉強を進められるのだと、娘を見ていて実感しました。
ーーー貴重な体験談をお話しいただき、ありがとうございました!
5. 【知っておきたい中学受験】私立中学に通う子どもの「親の平均年収」はどのくらい?
全体の約40%が年収1000万円以上という結果に3/4
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ここからは、実際に私立中学に通う子どもの「親の平均年収」についてご紹介します。
私立中学校に通わせる場合、教育費の負担は公立中学校に比べて重くなりますが、実際に私立中学校に通う子どもを持つ家庭の平均年収はどのくらいなのでしょうか。
総務省統計局「子供の学習費調査 令和5年度」によると、私立中学校に通う子どもを持つ家庭の年収に関する世帯割合は以下のとおりです。
- 400万円未満:5.4%
- 400~599万円:7.3%
- 600~799万円:11.4%
- 800~999万円:15.7%
- 1000~1199万円 :18.4%
- 1200万円以上:41.9%
私立中学校に通う子どもを持つ家庭の平均年収の主要な層は1200万円以上で、全体の約40%が年収1000万円以上という結果が出ています。
このことから、私立中学校に通わせている家庭の年収は比較的高い傾向にあることがわかります。
6. まとめ:中学受験は子どもの「自主性」を信じることがカギ
親が「公立でもいい」とプレッシャーをかけず、本人が文化祭で目を輝かせた「純粋な動機」を大切に見守る。
周囲の環境やブームに流されず、子どもの自主性を信じることの大切さを教えてくれるエピソードでした。
また、私立中学の受験を考えている場合、早い段階から教育資金を積み立てることが重要です。
教育費用をすぐに用意するのは難しいため、子どもが成長する10年後や15年後を見据え、計画的に資金を貯めていけると良いでしょう。
参考資料
三石 由佳