「年金、月15万円もらえる」はただの平均値。女性はわずか12.3%。月3万600円の積立で1000万円を準備する《50歳代の逆算術》 積立額は「増やしたい額」ではなく「埋めたい差」から決まる。平均月額15万289円の罠を抜け出し、本当に必要な毎月の積立額を導き出す【IFA独自試算】を公開 2026.09.18 06:06 公開 執筆者菅原 美優 監修者熊谷 良子 厚生年金に加入して働いてきた方へ。男女全体の平均は月15万289円(令和6年度)ですが、この水準に届いている人は49.8%、女性では12.3%にとどまります。ただし平均との距離は階級ごとに違い、用意したい金額も同じにはなりません。20年で目標額に届く毎月の積立額は、どこまで開くのでしょうか。 この記事のポイント 厚生年金(国民年金を含む)の平均年金月額は男女全体で15万289円、〈男性〉16万9967円、〈女性〉11万1413円(令和6年度) 月15万円以上を受け取る人は男女全体で49.8%、男性68.8%に対し女性は12.3%。この金額は国民年金を含み、上乗せ分だけの金額ではない 目標額500万円・1000万円・2000万円に20年(年利3%)で届く毎月の積立額がどこまで開くのかを独自に試算した 記事の続きを読む 1/3 出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成 Check! 次ページでは、「2階建て」の年金制度を踏まえ、受給額の男女別データに迫ります。2階部分の厚みは人それぞれ。月額15万円以上もらえる割合の男女差や、不足分を補うための具体的な積立額を試算しました。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【遺族年金】最新データでみる平均「月8万2209円」。分布の中央値は約8万6900円で平均を上回る 厚生労働省は2026年3月31日、厚生年金保険・国民年金事業年報の令和6年度分を公開しました。令和6年度末現在の遺族年金の受給権者は620万2286人、平均年金月額は8万2209円です。一方で、階級別の分布から中央値を算出すると約8万6900円となり、平均を上回ります。月1万円未満に65万6669人という大きな裾があるためです。分布の形と、平均だけでは見えない散らばり方を確認していきます。 年金生活者支援給付金「今月から届く請求はがき」提出期限は令和9年1月4日。過ぎると最大4カ月分が消える 9月から順次届く「年金生活者支援給付金請求書」のはがき。そのまま放置すると最大4カ月分(2万2480円相当)が受け取れなくなるリスクがあるのをご存じでしょうか。2026年度の基準額は月5620円ですが、保険料免除期間の計算次第で受給額がアップする場合も。受給チャンスを逃さないための提出期限や具体的な受給要件、見落としがちな計算ルールを徹底整理します。 【生活保護の期末一時扶助】12月分に「1回のみ」上乗せ!単身1万1240円〜1万4500円、家族が増えるといくら? 生活保護を受けている世帯には、12月分の保護費に上乗せされる期末一時扶助があります。年末に重なる出費に充てるための費用で、厚生労働省の「生活保護法による保護の基準」に額が定められています。額は級地区分と世帯人員で決まり、1級地-1の単身世帯では1万4500円、3級地-2では1万1240円です。この記事では級地区分別・世帯人員別の額を一覧で確認し、生活扶助のなかでの位置づけも見ていきます。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #積立投資 #新しいNISA