2. イオン(8267)株主優待を受け取るにはいくら必要?株価動向と一緒にチェック
オーナーズカードを受け取るにはイオン株式を買う必要があります。株価の状況を見てみましょう。
2.1 「下げ止まり」?下落トレンドに変化、1年ぶり安値圏で横ばい続く
イオンの株価チャート(日足、1年)1/1
出所:著者作成
- 株価:1409円(2026年9月4日終値)
- 2025年11月の高値2920円から半値以下の51.7%安
- 予想PER:53.39倍、実績PBR:3.20倍
※予想PERは2027年2月期、実績PBRは2026年2月期
イオンの株価は下落トレンドから下げ渋る展開へ移行しています。2025年11月の高値2920円から右肩下がりに下落していましたが、2026年5月に約1年ぶりとなる1400円台まで下落すると、以降は現在まで約3ヶ月間おおむね横ばいの推移が続いています。
2.2 「映画優待」利回り「年1回で0.7%、2回なら1.4%」利用回数や家族が多いほどメリット大
- 映画優待利回り:0.71%
- 予想配当利回り:1.06%
※映画優待利回りは株数100株、1000円割引を年1回利用する前提(会員以外の一般料金2000円と、大人・大学生の優待鑑賞料金1000円との差額)
オーナーズカードを受け取るには、少なくとも100株を保有する必要があります。100株の取得金額は、現在は14万900円です(2026年9月4日終値)。
先述した映画料金の優待は、大人・大学生は会員以外の一般料金から実質的に1000円の割引を受けられるものでした。これを年1回利用する前提だと、優待利回りは0.71%と計算できます。利用回数が増えるほど、また一緒に利用する家族の人数が多いほど、正味の利回りは上昇します。
3. イオン(8267)映画とショッピング特典「イオン株主優待」でお得にインフレ対策
オーナーズカードには、映画鑑賞の特典以外にも、買い物時のキャッシュバック特典があります。
対象店舗でカードを提示し、所定の方法で支払うと、保有株数に応じて次の返金率が適用されるものです。
保有株数ごとの返金率
- 100~199株:1%
- 200~299株:2%
- 300~1499株:3%
- 1500~2999株:4%
- 3000~8999株:5%
- 9000株以上:7%
イオンをよく利用する人は、これらの株主優待を利用すると節約につながるかもしれません。株式投資のリスクには注意が必要ですが、インフレ時代を生き抜く一つの選択肢として、株主優待を検討してみてはいかがでしょうか。
株式に投資するときは業績にも目を向けておきましょう。イオンの今期(2027年2月期)の予想最終利益は0.4%増と、ツルハホールディングス子会社化に伴う収益が計上された前期の167.5%増(2.6倍)から大きく鈍化する見通しです。
業績は株価に与える影響が大きく、特に決算発表時は株価が急変しやすいため注意しましょう。次の今期第2四半期の決算は、例年10月中旬に公表されています。また、イオンは毎月10日頃に月次ベースの業績も開示していますが、こちらも注目されやすい指標です。
免責事項
- 投資判断は、最新の決算資料や市場動向をご確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の株式の売買を推奨するものではありません。
- 株主優待の内容や条件は変更される場合があります。詳細は必ず公式サイトでご確認ください。
参考資料
- イオンエンターテイメント株式会社「シアタープロモーション」
- イオンエンターテイメント株式会社「映画鑑賞料金 改定のお知らせ」
- イオン株式会社「株主優待制度」
- イオン株式会社「おトクな株主優待制度」
- イオンシネマ「オーナーズカードご優待特典改定に関するご案内」
- イオン株式会社「2027年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」
- イオン株式会社「月次連結営業概況」
若山 卓也
