海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、レバノンで動物保護活動を行う団体「Animals Lebanon」のInstagramアカウント「@animalslebanon」の投稿。

戦争下のベイルート南部郊外で見つかった1匹の猫が、首元の重度の傷とカビ感染症を抱えながらも保護され、治療を経て元気な姿を取り戻すまでの様子が収められています。

執筆時点で9499回再生、約552件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、保護猫を迎える際に知っておきたい、猫の飼育費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOアニマル・ストーリー部
今回ご紹介する投稿は、戦争のさなかベイルート南部郊外で発見された1匹の猫、スコッティの物語です。首元には重度の開放創、さらに治療が必要なカビ感染症も抱えており、見るからに痛々しい状態でした。しかし保護後、数か月にわたる治療とケアを経て、スコッティはすっかり健康を取り戻し、人懐っこく甘えん坊な性格を見せるようになりました。傷だらけだった姿から一変し、穏やかな表情で人に寄り添う今の姿には、多くのユーザーが胸を打たれています。現在スコッティは、温かい家庭に迎えられる日を待っています。

1. 【戦争下で保護されていた猫】首元に重度の傷を負ったスコッティ

保護された当時の様子1/6

保護された当時の様子

出所:@animalslebanon

スコッティは、戦争下のベイルート南部郊外・ダーヒエ地区で発見されました。首元には重度の開放創があり、さらに治療が必要なカビ感染症も抱えている状態だったといいます。

過酷な環境の中で傷つきながら生きていたとみられるスコッティでしたが、Animals Lebanonによって保護され、その後専門的な治療を受けることになりました。

治療を受けるスコッティ2/6

治療を受けるスコッティ

出所:@animalslebanon

保護されたスコッティは、キャリーバッグに入れられて動物病院へと運ばれ、傷やカビ感染症の治療を受けました。

運ばれた当初は警戒した様子も見られましたが、少しずつスタッフとの距離を縮めていったといいます。

2. 【回復した現在】人懐っこい甘えん坊に成長したスコッティの姿

回復した現在の姿3/6

回復した現在の姿

出所:@animalslebanon

保護後、数か月にわたる治療と通院を経て、スコッティはすっかり健康を取り戻しました。

投稿では、とても人懐っこい性格で、人と触れ合ったり注目してもらったりすることが大好きな様子が紹介されています。傷だらけだった姿からは想像できないほど穏やかな表情を見せるスコッティ。

そんなスコッティが温かい里親・保護主を必要としていることも伝えられています。

コメント欄では

  • 「彼はまだ里親募集中ですか?」
  • 「男の子猫っていつもかっこいいよね」

など、スコッティの今後を気にかける声や、その愛らしさに反応する声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。

3. 編集部からの一言コメント

LIMOアニマル・ストーリー部
今回スコッティの投稿をリサーチする中で印象的だったのは、戦争という過酷な状況下でも、動物たちの命を救おうとする人々の存在でした。Animals Lebanonのような団体は、紛争による混乱の中でも保護活動を続けており、その地道な取り組みがあってこそ、スコッティのように傷を負った動物が新しい人生を歩めるのだと感じます。もし身近に保護猫や保護犬を迎える機会があれば、まずは保護団体のSNSやウェブサイトをチェックしてみてもよいかもしれません。里親になることだけでなく、一時的に動物を預かる「フォスター」という形での関わり方もありますし、情報を拡散するだけでも力になれることがあります。スコッティの物語を通じて何より伝えたいのは、どんなに過酷な経験をした動物でも、適切なケアと愛情があれば必ず回復し、穏やかな表情を取り戻せるということです。今この瞬間も、世界のどこかで新しい家族を待っている動物たちがいることを、この記事をきっかけに少しでも意識してもらえたら嬉しいです。

4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

            令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%    

2025年の希望入手方法は、無償譲渡が猫76.9%・犬53.6%。有償入手した場合の平均価格は犬21万6000円、猫17万5000円でした。

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【獣医師・動物看護師の平均年収】獣医師は680万円、動物看護師は351万円。過半数が給料に不満を抱く現場ですが、「愛玩動物看護師」の国家資格化に伴い、専門性の向上と今後の待遇改善に注目が集まります。

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参考資料