2. 8月31日の米国半導体関連株の動き
前日31日の米国市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が65.39ポイント高の1万1535.05(+0.57%)と上昇した一方、S&P500種株価指数は25.62ポイント安の7686.14(▲0.33%)、ナスダック総合指数は31.54ポイント安の2万6370.89(▲0.12%)、ダウ工業株30種平均は374.09ドル安の5万3185.90ドル(▲0.70%)とそろって下落し、主要株価指数は総じて軟調だった。
前営業日8月28日に4.57%安と売られたエヌビディア<NVDA>は3.23ドル高の220.78ドル(+1.48%)と切り返したほか、ARMホールディングス<ARM>も2.86ドル高の241.91ドル(+1.20%)、AMD<AMD>が5.14ドル高の470.72ドル(+1.10%)と反発した。
メモリー関連ではサンディスク<SNDK>が81.72ドル高の1,566.70ドル(+5.50%)と大幅高となったほか、マイクロン・テクノロジー<MU>が25.87ドル高の958.73ドル(+2.77%)、SKハイニックス<SKHY>が3.54ドル高の164.58ドル(+2.20%)とそろって上昇した。
一方、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>は2.20ドル安の415.32ドル(▲0.53%)、ASMLホールディング<ASML>は0.15ドル安の1,696.01ドル(▲0.01%)とほぼ横ばいで推移した。
3. 米国の主な半導体関連株の騰落一覧(8月31日、現地時間終値)
- 銘柄(コード):終値(前日比)
- エヌビディア(NVDA):220.78ドル(+1.48%)
- AMD:470.72ドル(+1.10%)
- SKハイニックス(SKHY):164.58ドル(+2.20%)
- ARMホールディングス(ARM):241.91ドル(+1.20%)
- 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):415.32ドル(▲0.53%)
- マイクロン・テクノロジー(MU):958.73ドル(+2.77%)
- サンディスク(SNDK):1,566.70ドル(+5.50%)
- ASMLホールディング(ASML):1,696.01ドル(▲0.01%)
米ハイテク株の値動き一覧1/1
出所:各データより筆者作成
4. 記者コメント
1日の東京市場は、前日8月31日の米半導体株高を受けて買いが先行する場面もあったが、日経平均は伸び悩み、前日比96円59銭安で取引を終えた。
個別ではキオクシアホールディングスやJX金属が上昇した一方、直近戻りを見せていたフジクラは▲3.74%と下落し、東京エレクトロンやアドバンテストも軟調に推移するなど、銘柄ごとに明暗が分かれる展開となった。
足元で注目を集めているのが金利の動向だ。1日の債券市場では、長期金利が一時3%に達するなど強い上昇圧力がかかっている。こうした環境下で実施された10年物国債の入札結果も「やや低調」と受け止められ、市場の警戒感を裏付ける形となった。
金利上昇に敏感なAI・半導体関連株には、日経平均の値動きに寄与する大型株が多数含まれている。そのため、今後の株式相場を占う上で、引き続き金利動向に大きな関心が集まっている。
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- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
高原 祥子