【富裕層】純金融資産1億円以上は「165万3000世帯」で過去最多。3000万円から1億円に届くまで何年かかる? 2026.09.05 06:51 公開 執筆者菅原 美優 9月は多くの金融機関で上半期の区切りにあたり、運用報告や残高の通知に目を通す機会が増える時期です。野村総合研究所の推計によると、純金融資産1億円以上を持つ世帯は165万3000世帯。全世帯のおよそ3%にあたり、推計が始まった2005年以降で最多となりました。この記事では、富裕層の定義と世帯数・資産額の推移、近年出現した新しいタイプの富裕層、そして世帯年収別にみた金融商品の保有額を確認していきます。 この記事のポイント 純金融資産1億円以上の富裕層・超富裕層は合計165万3000世帯で全世帯の約3%。2005年以降で最多となり、資産総額は前回調査から約3割増の469兆円 上位2層が全世帯の保有資産額の26.1%を占める。一方で「いつの間にか富裕層」「スーパーパワーファミリー」など、相続に頼らず自力で築いた層の出現も指摘されている 金融資産に占める債券・株式・投資信託の割合は、年収1200万円未満の層でおおむね30%台。年収1200万円以上の層だけが50.0%と構成が変わる 記事の続きを読む 1/3 出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」 Check! 次のページでは、「収支が赤字になりがちで、持っている資産が目減りしないか気がかり」という50歳代のご相談に、ファイナンシャルアドバイザーの菅原美優氏が回答します。あわせて、赤字を先に解消してから積み立てた場合と、赤字のまま積み立てて取り崩した場合で、20年後の到達額がどれだけ違うのかも試算しました。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【2026年10月】「年収106万円の壁」が撤廃予定。週20時間で社会保険に加入し、標準報酬月額8.8万円なら本人負担の保険料はいくらになるのか 厚生労働省の「短時間労働者の社会保険の加入拡大のポイント」によると、いわゆる「年収106万円の壁」と呼ばれてきた賃金要件は、2026年10月に撤廃される予定です。所定内賃金が月額8.8万円以上という要件がなくなり、週20時間以上働く人は賃金にかかわらず社会保険の加入対象になります。この記事では、2026年10月に何が変わって何が変わらないのか、加入後の保険料と将来の年金額について確認していきます。 【年金生活者支援給付金】9月1日から請求書が届きます。日本年金機構が8月31日に公表した「処理に1〜2週間」の見通しと、自治体システムの約3割が移行途上という背景 日本年金機構は2026年8月31日、各地方公共団体のシステム更改等にともない、年金請求書等の審査に必要な住民票情報・所得情報の確認に時間を要する場合があると公表しました。処理期間は通常より1〜2週間程度要することが考えられるとされています。9月1日からは年金生活者支援給付金の請求書が順次届きます。老齢の給付金は3つの支給要件のうち2つが市区町村の情報に頼っており、判定に同じ情報が使われます。 【厚生年金】平均は月15万289円、でも人数がいちばん多いのは「月10万円台」。9月に切り替わる標準報酬月額から将来の受給額を逆算するとどうなる? 月収30万円で40年働いても平均に届かない試算をFAが解説 厚生年金の平均年金月額は15万289円。ただし人数がいちばん多いのは月10万円台で、月15万円未満が約50.2%を占めます。2026年度の改定額と分布から受給額の実態を確認します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #富裕層 #お金持ち #資産家 #資産運用