海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護活動を行う「Compassion Without Borders」さんのInstagramアカウント@compassionwithoutbordersの投稿。

生後6か月で他の犬に襲われ視力を失った子犬が、緊急手術を受けてからわずか2週間で、痛みから解放され愛情に包まれて元気を取り戻していく様子が紹介されています。

執筆時点で2508回再生、約308件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
生後わずか6か月で、他の犬に襲われ視力を失い、目に強い痛みを抱えていた子犬ベンジャミン。緊急手術のために空路で保護団体のもとへ運ばれ、手術を受けてからまだ2週間ほどしか経っていないといいます。手術によって痛みからは解放されたものの、視力が戻ることはなかったとみられ、これからは目が見えないまま生きていくことになります。それでも投稿には、水を飲む練習をする姿や、スタッフの腕に抱かれて甘える姿が収められており、「愛が命を救う」という言葉のとおり、痛みを乗り越えて子犬らしい仕草を見せるようになった様子に、多くの利用者が心を動かされています。

1. 【視力を失った子犬】緊急手術を受けたベンジャミンの回復期

水を飲む練習をするベンジャミン1/6

水を飲む練習をするベンジャミン

出所:@compassionwithoutborders

投稿によると、生後6か月のベンジャミンは、他の犬に襲われる被害に遭い、視力を失ったうえに目に強い痛みを抱えた状態で、緊急手術のため空路で保護団体「Compassion Without Borders」のもとへ運ばれてきたといいます。投稿時点で、手術からまだ2週間も経っていないとのことです。同団体のスタッフはベンジャミンを自宅に迎え入れ、そばに寄り添いながら回復を見守ったといいます。動画には、スタッフに水の入ったボウルを差し出してもらい、少しずつ水を飲む練習をするベンジャミンの姿が収められています。

2. 【笑顔を取り戻して】愛情に包まれ、子犬らしい仕草を見せるように

スタッフの腕に抱かれるベンジャミン2/6

スタッフの腕に抱かれるベンジャミン

出所:@compassionwithoutborders

手術によって目の痛みからは解放されたベンジャミンですが、視力が戻ることはなかったとみられ、これからは目が見えないまま生活していくことになります。それでも投稿では、手術がベンジャミンから痛みを取り除いた一方で、愛情が新しい命を与えてくれたと綴られており、生後6か月という幼さも相まって、子犬らしい仕草を取り戻しつつある様子がうかがえます。

抱っこされてくつろぐベンジャミン3/6

抱っこされてくつろぐベンジャミン

出所:@compassionwithoutborders

あわせて投稿では、ベンジャミンが人懐っこく愛情深い性格で、なでられるたびにキスをしたり、しっぽを振ったりして甘えてくる様子も紹介されており、視力を失うという大きな痛手を負いながらも、子犬らしい愛らしさを存分に発揮していることが伝えられています。

コメント欄では

  • 「愛と喜びが詰まった、もこもこの塊みたい!とってもかわいい!ありがとう」
  • 「なんて愛らしい子でしょう」

など、ベンジャミンの回復を喜び、いとおしむ声が多数寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の投稿をリサーチする中で印象に残ったのは、視力を失うという大きな痛手を負いながらも、ベンジャミンが手術からわずか2週間で人に甘え、しっぽを振るまでに回復していたことです。痛みが取り除かれたとはいえ、目が見えない生活は決して簡単なものではないはずですが、投稿からは、そばに寄り添う人の存在があれば、子犬は子犬らしい愛らしさを取り戻せるのだということが伝わってきました。もし道端や保護施設で、外傷や病気の影響で視力を失った動物を見かけたときは、自己判断で無理に触れたり動かしたりせず、まずは獣医師や地域の動物保護団体に相談し、専門家の指示のもとで適切な処置を受けさせることを心がけてほしいと思います。視覚に障害があっても、聴覚や嗅覚、そして人との触れ合いを通じて十分に幸せな暮らしを送れる動物は少なくありません。今回の記事を通じて一番伝えたいのは、たとえ体の一部に大きな傷や障害が残ったとしても、愛情に包まれることで再び笑顔を取り戻せる命があるということです。ベンジャミンのこれからの日々が、穏やかで愛情に満ちたものであり続けることを願っています。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料