住宅金融支援機構が2026年2月20日に公表した住宅ローン利用者調査によると、住宅ローンを借りた人が選んだ金利タイプは、変動型が75.0%でした。
依然として4人に3人が変動型です。ただし前回の調査と比べると、その割合は4.0ポイント減っています。
この記事では、金利タイプの選ばれ方がどう動いているのかと、利用者が今後の金利をどう見ているのかを確認していきましょう。
1. 変動型を選んだ人は75.0%
はじめに、選ばれている金利タイプの内訳を確認します。
1.1 固定期間選択型は14.9%、全期間固定型は10.1%
住宅金融支援機構の調査によると、利用した金利タイプは変動型が75.0%、固定期間選択型が14.9%、全期間固定型が10.1%でした。
調査の対象は2025年4月から9月までに住宅ローンを借り入れた方で、有効回答数は1237人です。調査時期は2026年1月7日から1月20日となっています。
1.2 前回調査から変動型が4.0ポイント減った
前回の調査と比べると、変動型は4.0ポイント減少しています。一方で固定期間選択型が2.7ポイント、全期間固定型が1.3ポイント増えました。
変動型が多数を占める構図は変わっていません。ただ、固定の側に少しずつ動きが出ているということです。
2. 利用者の73.7%は今後1年で金利が上がると見ている
金利の先行きについて、借りた本人たちがどう見ているのかも聞かれています。
2.1 前回調査から8.0ポイント増えた
今後1年間の住宅ローン金利について、利用者全体の73.7%が「現状よりも上昇する」と考えていました。この割合は前回調査から8.0ポイント増えています。
上がると見ている人が4人に3人近くまで増えたことになります。固定を選ぶ人が増えたことと、方向としては重なります。
2.2 借入金利は年0.5%超から年1.0%以下が最多
実際に借りた金利の水準は、「年0.5%超から年1.0%以下」が53.4%で最も多く、その割合も前回から増えています。
返済負担率(年間返済額を世帯年収で割ったもの)は、「15%超から20%以内」が26.2%で最多でした。
住宅ローンは世帯の家計全体に効いてくる大きな契約です。金利タイプは、返済額だけでなく手元にいくら残せるかで考えたいところです。
