5. ツマキシャチホコとは、どのような昆虫なの?

ツマキシャチホコは、北海道や本州、 四国、 九州と広い地域に分布する蛾です。

開張したときの大きさは48~75mmで、羽をたたむと木の枝のように見えます。

似たような仲間がいますが、ツマキシャチホコは前バネにあるクリーム色の紋の内側が赤褐色になっているのが特徴。

成虫は目立たない一方、幼虫は赤と黒のまだら模様と、とても目立つ見た目のようです。

成虫が見られる時期は6~8月とのことなので、シーズン中にお出かけの際は注目してみてはいかがでしょうか。

6. 著者からの一言コメント

一見すると小枝にしか見えないため、正体が蛾であるということに驚きました。

今までは、道端でツマキシャチホコを見ても「小枝だ」と思ってスルーしていたかもしれませんが、これからはよく観察してみようと思います。(ライター 渋澤コン)

7. 昆虫用品の出荷金額 1位は飼育マット、2位は飼育ケース

ここからは記事の話題にちなんで昆虫用品の出荷額に関する統計についてご紹介します。

日本ペット用品工業会の「ペット用品産業実態調査」によると、2023年度における昆虫用品の出荷金額合計は18億1500万円でした。

カテゴリー別では飼育マットが5億6300万円で首位となり、次いで飼育ケースや関連製品が5億3100万円、フード全般が5億700万円、衛生用品や小物が1億1300万円、その他用品や用具類が1億100万円と続きます。

上位3つの製品群はほぼ同水準の金額であり、幼虫の飼育から成虫の管理までをまとめて揃える需要の高さが示されています。

今回はThreadsで話題になっている「小枝のような生き物の意外な正体」をご紹介しました。

参考資料

渋澤 コン