自宅での毎日のお風呂はママと入ることが多いから、公共浴場も当然女湯……という男の子は多いと思います。
ですが、小さいとはいえ「男」ですから、女湯にいつまでも入るわけにはいきません。

この制限については、その公共浴場の施設もしくは管理する自治体によっては「満8歳まで」「身長130cm以下まで」という規定を設けているところもあります。上記のような規制がない、または年齢は達していなくても身体が大きくて……と悩まれる方もいるかもしれません。

筆者の個人的な意見としては、小学校に入学したら男児は女湯を卒業するのにちょうど良いタイミングではないかと思います。小学校に入学したら、一通り自分の身の回りのことはできる年齢です。身の回りのことができ、男子・女子の認識がある年齢になったら、自分自身にあった性別のお風呂に入るようにしてはいかがでしょうか。

一番大事なのは、子どもの意志

「もうこんなに大きいんだから、幼児番組なんか見ないの」
「サンタクロースはいないって分かってるでしょう?」
そんな直接的な言葉は言わないかもしれませんが、好きなものを無理に抑える必要はありませんし、信じる心は素敵です。

公共の場では他人に迷惑を掛けない配慮が必要ですが、それ以外は子どもの意思を重視してはいかがでしょうか。子どもが自然と離れていく時、それが本当の卒業時期なのでしょう。それはきっと個人個人で違って当然なのです。

LIMO編集部