海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、YouTubeチャンネル「@PetsInLove」の投稿。

道路脇で保護された犬が多発骨折という大けがを負いながらも、人への信頼を失うことなく治療やリハビリに励み、心と体を回復させていく様子が紹介されています。

執筆時点で4496回再生、約670件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOアニマル・ストーリー部
交通事故で全身に大きな骨折を負いながらも、じっと助けを待っていた子犬が、温かい手当てと愛情を受けて心を開き元気を取り戻していく感動のレスキュー劇をご紹介します。あわせて記事の後半では、命を救う現場で働く獣医師や動物看護師の平均年収といったリアルなお金事情や、現場が抱える厳しい課題についても分かりやすく解説します。

1. この記事の3つのポイント

  •  交通事故で多発骨折を負いながらも鳴き声をあげず、道路脇で静かに助けを待ち続けていた犬の救出劇
  •  名前を呼べば尻尾を振って駆け寄るまでに回復。愛情に包まれながら穏やかな毎日を取り戻した現在
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

2. 【道路脇で倒れたまま】重傷を負った犬を保護

海外のSNSで話題になっているのは、交通事故で重傷を負った犬が、少しずつ元気を取り戻していく様子です。保護された犬の名前は「Geraldinho(ジェラルジーニョ)」。

ジェラルジーニョは人通りの多い道路脇で倒れたまま、長時間助けを待っていたとみられています。その場から動くこともできない状態でしたが、不思議なことに鳴き声をあげることはなく、近づいてくる人を静かに見つめ続けていました。

保護に駆けつけたスタッフがそばに寄っても、怖がったり抵抗したりする様子はなく、そのまま身を委ねたそう。その穏やかなまなざしに胸を打たれたスタッフは、すぐに動物病院へ搬送したのでした。

3. 【寄り添う人々に支えられて】少しずつ人への信頼を取り戻すジェラルジーニョ

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出所:@PetsInLove

出所:@PetsInLove

動物病院への搬送後、すぐに詳しい検査が行われました。

その結果、交通事故によるものとみられる多発骨折が判明。特に大腿骨と左前脚には深刻な損傷があり、医師たちは緊急で治療を開始したといいます。

強い痛みを伴う状態だったため、診察や処置も慎重に進められました。

それでもジェラルジーニョは暴れたり威嚇したりすることはなく、スタッフの手に身を委ねながら懸命に治療に耐えていたそうです。

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出所:@PetsInLove

出所:@PetsInLove

治療とリハビリが続く中、ジェラルジーニョには少しずつ変化が見られるようになりました。

ある日、ベッドのそばに座るスタッフの手をそっと舐めたのです。その小さなしぐさからは、人への信頼を取り戻し始めた様子がうかがえました。

それからというもの、スタッフが部屋に入ってくると目を輝かせ、ごはんの時間になると尻尾をそっと振って喜ぶように。

食事も楽しみに待つ姿が見られるようになり、心も体も少しずつ元気を取り戻していきました。

4. 【愛に包まれた現在】笑顔あふれる日々を送るジェラルジーニョ

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出所:@PetsInLove

出所:@PetsInLove

ジェラルジーニョはその後も順調に回復を続け、今では元気に歩いたり、スタッフたちと遊んだりするまでになりました。

名前を呼ぶと尻尾を振って駆け寄る姿や、穏やかな表情で眠る様子からは、保護当初の面影はほとんど感じられません。

コメント欄を見ると

  • 「ジェラルジーニョを救って助けてくださり、ありがとうございます」
  • 「心から愛してくれる家族が見つかりますように」

など、保護スタッフへの感謝の声やジェラルジーニョの回復を喜ぶ声が寄せられていました。

保護された日、ジェラルジーニョは鳴くことなく、静かに助けを待ち続けていました。たった一匹で痛みに耐えていた分、これからは大好きな人たちに囲まれながら思う存分甘え、穏やかな毎日を過ごしてほしいものですね。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

5. 著者からの一言コメント

ライター ひぐち えみ
動物は言葉で気持ちを伝えられません。それでも、ジェラルジーニョが保護された日の静かなまなざしや、回復後に尻尾を振って駆け寄る姿からは、その心の変化が伝わってくるようでした。これから先は、安心できる場所で思う存分甘えながら、幸せな毎日を送ってほしいと心から願っています。

6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の「平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)」、動物看護従事者の「平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)」です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の「愛玩動物看護師」国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

動物医療を支える現場の詳しい勤務実態や給与に対するリアルな満足度は「獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給料とリアルな待遇」」で紹介しています。

参考資料

ひぐち えみ